韓国のNetflixドラマランキングで2位を記録した話題作が、ついに続編として帰ってってくる。「Whynot Media」と「Lian Contents」が共同制作したドラマ『清潭国際高等学校』シーズン2が7月3日に公開を控えている。

イム・デウン監督、パク・ヒョンウォン監督が演出を担当し、クァク・ヨンイム作家が脚本を務めるこの作品は、名門の私立高校を舞台にした青春心理スリラーだ。上流階級の子供が集まる「清潭国際高等学校」で繰り広げられる熾烈な序列争いとロマンスを描く。
シーズン1は国内外で大きな反響を呼んだ。ABEMA TV韓流コンテンツ1位、韓国のNetflixTVドラマ部門で週間2位、インドネシアのViuで2位、シンガポール3位、台湾のFriday Videoで3位など、アジア主要プラットフォームの上位を席巻した。グローバルNetflixチャートでもTOP10入りを果たし、韓国の学園ドラマの底力を示した。

今月24日に公開された『清潭国際高等学校』シーズン2の予告では、人物関係がさらに複雑化している。主人公キム・ヘイン(イ・ウンセム扮)はこれまで以上の試練に直面する。追い込まれた彼女はライバルのペク・ジェナ(イェリ扮)に交渉を持ちかけるが、ジェナは「肝に銘じて。始めたのはあなただから」と冷たく応じる。
ジェナも極度の葛藤に揺れる。怒りでグラスを割りながら「私は絶対に何も奪われない」と宣言する。そんな状況に新しく登場したキャラクターであるチャ・ジヌク(キム・ミンギュ扮)が彼女を救おうと手を差し伸べる。
記憶を失って戻ったキム・ヘイン(チャン・ソンユン扮)には、ミン・ユルヒ(パク・シウ扮)が「最初は辛いけど二度目は大したことない」と脅迫めいた言葉を投げかける。ソ・ドオン(イ・ジョンヒョク扮)とヘインの鋭い対立も続く。

制作スタッフが公開した人物相関図によると、庶民出身の転校生ヘインと、「ダイヤモンド6」の実力者ジェナは犬猿ながら必要に応じて手を結ぶ微妙な関係だ。特に「泥スプーン」出身で初めて「ダイヤモンド6」に入ったヘインをジェナがどう見つめるのかが注目される。
新興財閥の婚外子であるジヌクは後継者争いから生き残るためジェナに契約交際を提案した。戸惑うジェナは危機のたびに自身のことを助けてくれた彼に複雑な感情を抱く。

一方、ヘインの周りにはポジティブなエネルギの持ち主である年下の学生イ・サラン(ウォン・ギュビン扮)が現れる。兄イ・ソマン(ユ・ジョンフ扮)に続いて自然に「ダイヤモンド6」に加わったサランの関心が純粋な好意なのか、別の意図が隠されているのか注目が集まる。
イム監督はドラマ『夜になりました~人狼ヲ探セ~』、『サーチ(原題)』で演出力を発揮した。イム監督は「シーズン1が青春の成長と発見を描いたなら、シーズン2はその後に直面する現実と成長痛の旅を描く。既存キャラクターの延長線を描いただけでなく、内に潜む不安や衝突、関係の亀裂までも描きたい」と語った。

シーズン2にはシーズン1の主要キャストがほぼ再集結する。イ・ウンセム、イェリ、イ・ジョンヒョク、パク・シウ、チャン・ドクス、チャン・ソンユンが勢揃いし、キム・ミンギュ、ウォン・ギュビンが加わって世界観を拡張する。
悪役オ・シウンの没落で散り散りになった「ダイヤモンド6」と揺らぐ校内序列がシーズン2の背景となる。再び権力争いの渦中に立つヘインとジェナがどんな選択を下すのか注目される。
『清潭国際高等学校』シーズン2は7月3日の木曜日17時にNetflix、Wavve、Tvingで同時公開される。TV放映版は7月5日の土曜日0時10分、韓国のテレビ局のMBNで初放映される。
グローバルなファンダムを持つこの作品はABEMA TVをはじめ、アジア最大級のOTTプラットフォームViu、グローバルアジアンコンテンツ専門のRakuten Viki、台湾トップの有料プラットフォームFriday Videoなどを通じ、世界約190カ国で配信される。

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