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目の見えない篆刻職人が40年間謎に包まれていた“母の死”に迫る…『新感染』監督の新作に注目

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『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『新感染半島 ファイナル・ステージ』で知られるヨン・サンホ監督の新作映画『顔(The Ugly)』の報道用スチール写真が28日に一斉公開された。

引用:YouTube「プラスMエンタテインメント」
引用:YouTube「プラスMエンタテインメント」

◆ 映画『顔』 好奇心をそそるスチールカット公開

『顔』は、9月に劇場公開が決定し、第50回トロント国際映画祭「スペシャル・プレゼンテーション」部門に公式招待されたことで、大きな注目を集めている。

トロント国際映画祭は北米最大の規模を誇り、カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアと並び、世界的な権威を持つ。スペシャル・プレゼンテーション部門では、これまで『パラサイト 半地下の家族』(2022)、『密偵』(2016)、『お嬢さん』(2016)などが招待されている。

『顔』は、視覚に障害があるものの篆刻(てんこく)の名匠として生まれ変わったイム・ヨンギュ(クォン・ヘヒョ)と、その息子イム・ドンファン(パク・ジョンミン)が、40年間埋もれていた母の死にまつわる謎を追う物語である。パク・ジョンミン、クォン・ヘヒョ、シン・ヒョンビン、イム・ソンジェ、ハン・ジヒョンの出演により、映画への期待が一層高まっている。今回公開されたスチールは、現代と過去を行き来する神秘的な物語と、主要人物たちの多層的なキャラクターを鮮やかに映し出している。

引用:プラスMエンタテインメントのSNSアカウント
引用:プラスMエンタテインメントのSNSアカウント

まず、スチールカットはパク・ジョンミンの一人二役が注目を集めている。視覚障害を持つ篆刻の名匠イム・ヨンギュの若き日の姿と、その息子イム・ドンファンを演じるパク・ジョンミンの多彩な表情が、本作での彼の存在感を強調している。

さらに、篆刻職人としての威厳を示すクォン・ヘヒョの存在感も見逃せない。加えて、顔を一度も見たことのないチョン・ヨンヒ役を神秘的なシルエットで演じるシン・ヒョンビン、清渓川(チョンゲチョン)の衣料工場の社長を務めるイム・ソンジェ、そしてドキュメンタリー・プロデューサーへと変貌したハン・ジヒョンなど、韓国を代表する俳優たちによる多面的な役柄が、各スチールに生き生きと表現されている。

引用:プラスMエンタテインメントのSNSアカウント
引用:プラスMエンタテインメントのSNSアカウント

◆ 隠された真実…緊張感あふれる予告編が話題に

『顔』は、2018年にヨン・サンホ監督自身が執筆・作画した同名漫画を原作としている。

視覚障害にもかかわらず、世界で最も美しい印章を作る名匠イム・ヨンギュと、父を「もったいないほどの方」と賞賛する息子イム・ドンファンに、ある日警察署から電話がかかってくる。それは、40年前に行方不明となった妻であり母であるチョン・ヨンヒの骸骨が発見されたという知らせだ。幼少期に別れ、顔すら知らなかった母が殺害された可能性が囁かれる中、ドンファンは父ヨンギュのドキュメンタリー撮影中のプロデューサー、キム・スジンと共に母の死の真相に迫る。

公開された予告編は、神秘的なストーリーと次第に高まる緊張感をしっかりと描いている。特に、顔が隠され正体が不明なヨンヒについて、登場人物が「どうせ見苦しい」、「ヨンヒさんがその程度で辞めればよかったのに」と語るシーンが、視聴者の興味を引く。

また、ヨンヒを巡る物語に戸惑う息子ドンファンと、不吉な表情で水しぶきを浴びる夫ヨンギュとして一人二役を見せるパク・ジョンミンの演技も印象的だ。

予告編公開後、一部のネットユーザーは「予告編だけでこんなに面白いとは」、「早く見たくてたまらない」、「予告編は本当にすごい」、「パク・ジョンミンの演技が本当に楽しみ」、「トロント映画祭に招待されたなんてすごい」、「これは並外れた出来だ」といった賛辞の声を上げている。

引用:プラスMエンタテインメント
引用:プラスMエンタテインメント

◆ 上半期の不振にあった劇場街に、新たな火種となるか

『顔』は、映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』で累計観客動員数1,157万名を記録したヨン・サンホ監督の作品であることから、さらに注目を集めている。監督ならではの鋭く個性的な演出が本作で如何なく発揮されることが期待される。

今年上半期、韓国の劇場は目立ったヒット作品がなく、全体的に沈滞している。下半期には『ゾンビになってしまった私の娘』、『悪魔が引っ越してきた』といったコメディや、パク・チャンウク監督のスリラー『どうしようもない』などが公開予定だ。『顔』が劇場に再び活気を取り戻せるかが注目されている。

スターライト
ceh@fastviewkorea.com

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