小説を原作とした日本映画が話題となっている。

18日の映画振興委員会のデータによれば、映画『近畿地方のある場所について』は前日に1万956人の観客を動員。累計11万2,609人に達し、興行成績ランキングで4位に浮上した。
本作は、日本AmazonでSFホラーファンタジー部門1位を獲得したベストセラー小説を原作としている。特定の場所に関連する衝撃的な映像の通報から始まる、未解決事件を題材としたミステリーホラーとして制作された。

主演は赤楚衛二と菅野美穂である。赤楚衛二は『366日』、『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』、『チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~』などで実績を上げ、近年注目を集める俳優だ。
赤楚衛二は初のホラー映画挑戦について、「読むほどに真実が明らかになる面白さがあり、非常にワクワクした」と語り、「誰に感情移入するかで印象が大きく変わる作品」と述べた。
映画は好評を博し順調に進んでいる。19日午後1時時点で、ポータルサイトNAVERの実観客評価は8.58点を記録しており、実際に観たネットユーザーからは、「夢に出そう」、「余韻が深い」、「予想を超える驚きがある」、「後半を除けば満足」、「日本特有の恐怖感覚を巧みに表現している」、「あまりにゾッとするため眠れなくなりそう」、「久しぶりに本格的なホラー映画」といった声が寄せられている。
本作が注目される理由の一つは、映画外で実際に起こった現実の恐怖体験にある。撮影中、映像ファイルが突如として真っ黒になったり、俳優が正体不明の物体に遭遇して悲鳴を上げるなどの事象が報告され、口コミで広まった。この体験が映画の恐怖感をさらに強めている。
また、不気味な映画ポスターも注目の的だ。小説の表紙を利用した1次ポスターには、陰鬱な山と人造湖を背景に「※警告※ 特定地域における繰り返される異常現象から訪問者を保護するため制作されました」と記され、観客の興味を引いている。
1次予告編は、オカルト雑誌編集者の失踪と残された調査資料にまつわる物語から始まる。消息を絶った7歳の少女、中学校修学旅行での集団ヒステリー、女子高生の謎の死など、怪現象を記録した映像が続く。映像の最後には、赤楚衛二の肩に触れる不気味な手が映し出される。
13日に公開された『近畿地方のある場所について』は、韓国の全国劇場で上映されている。
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