6日に放送されたKBS2週末ドラマ『華麗なる日々』第9話が、ニールセンコリア全国基準で視聴率14.5%を記録し、同時間帯1位を獲得した。回を重ねるごとに登場人物たちの感情線が濃密に絡み合い、多彩なストーリーが展開されることで視聴者の口コミを通じ話題が広がっている。

放送直後、ポータルサイトやコミュニティ、YouTubeなどでは主要シーンが素早く拡散され、「ジヒョク洗顔中に居眠り」「ウノ×ジヒョク協業スタート」「ジワンオッパ呼び」などの場面がリアルタイムで取り沙汰され、話題性を証明した。この日の放送では、事業のために昼夜を問わず奔走してきたイ・ジヒョクがチ・ウノに協業を提案し、本格的な同行が始まる姿が描かれた。ウノはカフェマネージャー職を辞めると宣言し、ジヒョクは切迫した状況を隠さず打ち明けて助けを求めた。その真心に最終的にウノはジヒョクの倉庫を受け入れ、ジヒョクは徹夜で仕事に没頭し、洗顔中に居眠りする姿まで見せた。その様子にウノは驚きを隠せず、二人の関係には徐々に変化の兆しが漂い始めた。
イ・サンチョルは電気技術士の資格取得を目指し学院に通いながら、コンビニ食で食事を済ませる生活を続けていた。さらに宅配仕分けアルバイトも並行し、日々を耐え抜いた。そんな息子を見守った母チョ・オクリェは自らアルバイトに出たが、初日から義親キム・ジャンスと顔を合わせる事態に。気まずさに辞めようとするオクリェに、ジャンスは「我々の歳でこういう仕事を得るのは簡単じゃない。子どもたちにさえ知られなければいい」と淡々と受け入れを促し、予想外の再会は二人の間に新たな感情を暗示し視線を引いた。

パク・ソンジェはジヒョクが倉庫に構えた事務所を訪ねた。ソンジェはジヒョクの知らぬ間にウノと近づき、さらにはウノの父の祭祀用果物まで用意する姿を見せた。これを目にしたジヒョクは当惑すると同時に微妙な嫉妬を感じ、ウノへの感情を自覚していく。三角関係の緊張感が高まる局面だ。
イ・ジワンは自分を「チーム長」と呼ぶパク・ヨンラの態度に寂しさを表した。最終的にヨンラは彼を「オッパ」と呼び、一歩近づいた。ジワンは嬉しげな笑みを浮かべ、二人の距離は自然に縮まった。一方、コ・ソンヒはヨンラを財閥3世に結びつけようという野心を見せ、彼女が経営していたフィットネスセンターまで移すなど本格的な行動を開始した。
ジヒョクは最初の依頼を前にウノに2,000万ウォン(約
213万4,722円)という金額を約束し協業を提案した。単なるコーディネーターではなく信頼できる初のパートナーとして迎えると誠意を示したが、ウノはきっぱり拒絶した。しかし放送終盤、ウノの弟チ・ガンオがカフェに駆け込んで金を求める事件が発生。株式投資に失敗したガンオは高利貸しに追われ、ウノまでも脅威に晒されると、ジヒョクは彼女を守って立ち上がった。結局、取り立て屋たちは退き、ウノは弟の代わりに借金を返済した後、ジヒョクの提案を受け入れ、二人の緊張感あふれる協業が本格的に始まった。
『華麗なる日々』はこの日の放送を通じ、さまざまな世代の感情線を精緻に描き出し、視聴者層をさらに広げている。イ・ジヒョクとチ・ウノのロマンスを中心に、家族間の葛藤と和解、世代間の共感、現実的な生計問題まで盛り込み、ドラマに深みを加えた。チョン・イルとチョン・インソンをはじめとする出演陣の安定した演技と繊細な演出、緻密な脚本が相まって没入度を高め、各種オンラインプラットフォームでは名場面クリップやセリフが急速に拡散し、視聴者の参加を引き出している。
映像を見た視聴者は「ジヒョクが洗顔中に居眠りした場面で本当に感情が爆発した…チョン・イル、今作の没入感は半端ない」「ウノがジヒョクを受け入れた時すごく良かった…ケミが生きている」「ソンジェなんでこんなに優しいの…三角関係が本格的に形作られた感じ」といった反応を示した。
コメント0