クリエイターである大図書館が突然亡くなった中、クリエイターのヨン・ホスが故人を標的にした侮辱的な発言を次々と投稿し、物議を醸している。

ヨン・ホスは今月6日、自身のSNSアカウントに「離婚した大図書館おじさん、冥福を祈る」と投稿した。それを見たネットユーザーは「冥福を祈るのに、なぜわざわざ離婚の話を持ち出すのか」と問いかけると、ヨン・ホスは「朝鮮人の基準で冥福を祈っただけだ」と答えた。
彼はこれに留まらず、特定の地域をけなす表現や下品な言葉を用いて、憎悪と中傷の発言を続けた。故人に対しては「仁川(インチョン)出身の高卒クリエイター」と呼び、「高卒が得意げになると大抵〇〇だ」と述べ、「仁川と全羅(チョルラ)道出身の人には特に注意せよ」との批判と中傷を展開した。
そして、かつて大図書館が参加したライブ放送の縁を引き合いに出し、「27歳の僕を嫌い、陰口を叩き、意地を張り、警戒せざるを得なかった人物だ」と記し、「正々堂々と成功して勝ちたかったのに、順番が回ってこなかったのは残念だ。ドンヒョンさん(大図書館の本名)の冥福を祈る」とも述べた上、「ヨン・チャヌを侮辱するのは、最もトレンディにグローバルな民主化勢力の介入を証明する手段だ」と語った。この過程で、今年3月に亡くなった歌手フィソンを引き合いに出すなど、不適切な比較も見受けられた。
大図書館は今月6日にソウル市・広津(クァンジン)区の自宅で息を引き取った状態で発見された。知人が約束の場所に現れず連絡が取れなくなったため警察に通報し、出動した警察が彼を発見した。犯罪の容疑や遺書は確認されず、警察は「大図書館が持病で亡くなったと推定する」とし、検視により正確な死因の解明を図るとしている。彼は最近、心臓の痛みを訴えており、持病の可能性が指摘されている。

ヨン・ホスと大図書館は、2020年に開催された「ギャラクシーライブクイズショー」で共にMCを務めた縁を持つ。当時、大図書館が「生放送だから、見せかけずテンション高く進行しろ」と指摘する場面があり、ヨン・ホスはその出来事を思い出し、不快な感情を露呈した。
ヨン・ホスはこれまで、過激な言動で物議を醸してきた。過去には「日本が1920年にハングルを普及させた」という虚偽の主張を展開し、ハングルを貶す発言を次々と行った。そのほかにも、歌手やタレント、スポーツスターなどに対しても侮辱的な表現を用いて騒動の火種となっている。
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