グループBIGBANGのG-DRAGON(本名:クォン・ジヨン)がチームの過去とメンバーの論争、そしてリーダーとしての責任について慎重に口を開いた。

5日に放送されたMBCの時事教養番組『ソン・ソッキの質問』にはG-DRAGONが出演した。約10年ぶりにソン・ソッキと再会したG-DRAGONは、自身の音楽活動だけでなくグループBIGBANGの過去と未来について率直に語った。
当日の放送でソン・ソッキは「G-DRAGONが過去のインタビューで『アイドルグループの模範解答になりたい』と言ったことがある。BIGBANGはアイドルの模範解答になったと思うか」と尋ねた。これにG-DRAGONは「模範解答になりたかったが、なれなかったようだ。結論としては違う」と答えた。続けて「もし数学の公式のように答えが存在するなら、僕たちはそれに従うチームではなかった」と付け加えた。
続けてソン・ソッキはBIGBANGメンバーの私生活の論争に間接的に言及し、「リーダーがメンバーの私生活まで責任を持つ必要はないが、リーダーとしていつが一番辛かったか」と質問した。G-DRAGONは「メンバーの過ちや私生活の問題は個々のこと」とし、「リーダーとして一番辛かった瞬間は僕が間違った時だった。自分の意志であれ他の要因であれ、そのようなことが起こるとチーム全体が被害を受ける」と述べた。
BIGBANGは2005年に5人組でデビューしたが、メンバーV.IとT.O.Pの脱退により現在はG-DRAGON、SOL、D-LITEの3人組で活動中だ。V.Iは2019年に「バーニング・サン事件」に関与しチームを脱退し、売春斡旋、売春、常習賭博などの容疑で懲役1年6か月を宣告された後、2023年に出所した。最近ではカンボジアの犯罪団地である「太子団地」関連疑惑が浮上した会社のイベントに参加し再び論争の中心に立った。
T.O.Pは2016年に大麻吸引の容疑で有罪判決を受け活動を中断したが、昨年末にNetflixシリーズ『イカゲーム』シーズン2で芸能界復帰を果たした。
このような状況の中でG-DRAGONはチームの未来に対する意志を示した。来年BIGBANGのデビュー20周年を迎えるにあたり公演を準備中だと明かし、「人は本当に不思議なもので、30周年まではいかなくても『可能かもしれない』という考えは持つ」と述べた。これにソン・ソッキは「30周年になると知天命になる」と笑いを誘った。
一方G-DRAGONは同じ放送で結婚についての考えも率直に語った。結婚するつもりがあると言いながらも「結婚は軍隊のように決まった時期があるわけではないので、断言できない」と述べた。結婚はまだ経験したことのない世界であり興味深く期待されると語り、SOLが父親になった姿を見て不思議に思ったと付け加えた。現在結婚相手はいないが、自分もいつか結婚することになるだろうと言った。
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