思いがけない「ロマンティック・コメディ」映画が韓国Netflixの上位に名前を連ねた。

15日午前10時現在、映画『私たちの10回目の夏(原題:People We Meet on Vacation)』がNetflix映画TOP10で2位を獲得した。1位は『顔』、3位は『大洪水』、4位は『縁の手紙』、5位は『イーオン・フラックス』であった。
Netflixで引き続き上位を維持し人気を集めていた『顔』と『大洪水』の間に位置する『私たちの10回目の夏』は、ニューヨーク・タイムズベストセラー1位を記録し、世界中の読者に愛された同名の小説を原作とした映画である。エミリー・ヘンリー、トム・ブライス、サラ・キャサリン・フック、ルシアン・ラヴィスカウントなどの俳優が出演している。
『私たちの10回目の夏』は、10年間夏休みを共に過ごした二人の友人、ポピーとアレックスが友情以上の感情を抱き、思いがけないロマンスを見出す物語を描いている。
自由な魂のポピーと、決まったルーティンを重視するアレックスは正反対の性格を持っているが、誰よりも互いを大切に思い理解し合う友人である。ポピーは過去に転校先の学校で何らかの事件を経験し、耐えがたい誤解の中で長い時間を過ごしてきた人物である。結局、ポピーは一つの場所に長く留まることが難しい人になった。定住しない人生の代わりに、ポピーが選んだのは「旅行」であった。自由に休暇を取り、世界中をさまようことが彼女の人生である。
しかし、アレックスは正反対の人物である。自由に旅行をするポピーとは異なり、家を安定した場所と感じ、日常を守ることが彼にとって最も重要である。休暇は日常から脱出するためのイベントだと考えている。
似ているようで異なる二人は長い間友人として時間を過ごしてきた。その中で二人は毎年夏、どこにいても世界のどこかで会い、一緒に旅行しようという約束をすることになる。異なる都市に住みながら10年間夏休みを過ごし友情を築いてきた二人であったが、友情は二人も気づかないうちに少し異なる感情へと育っていた。そして偶然のきっかけでこの事実に気づいたポピーとアレックスが混乱に陥る様子が映画に描かれている。
ロマンティック・コメディジャンルでよく見られる常套句が随所に現れるが、結局軽く楽しめるロマンティック・コメディジャンルと愛らしいキャラクターたちが視聴者にも通じたようである。休暇で繰り広げられる物語であるため、季節に応じて多様に変化する風景も視聴者に楽しみを提供した。映画を見るだけで旅行に出かけたような気分を味わわせるからである。
◆原作小説『私たちの10回目の夏』
実際にエミリー・ヘンリーの原作小説も、ユーモラスなセリフや感覚的な描写、愉快なキャラクターと関係性などで高く評価されている。特に夏に読むのにぴったりな爽快な小説として知られている。また、ニューヨーク・タイムズベストセラー1位、15週連続Amazon総合ベストセラーに選ばれるなどの記録を打ち立てた。アメリカの有名なトークショー、ジミー・ファロンの『ザ・トゥナイト・ショー』でも夏に読むべき本として選ばれ、大きな話題を呼んだ。
2021年には10万人の読者が選んだGoodreads Choice Awards「今年のベストロマンス」というタイトルを獲得した。出版と同時に「完璧なロマンティック・コメディだ」「温かく成功した作品」などと読者からも称賛を受けた。
ワシントン・ポストはこの小説について「ポピーとアレックスの関係はまるで隣人のロマンスのように真実で親しみやすく感じられる。そしてつまらなくも、日常から離れ私たちの人生を振り返らせてくれる」と評した。パブリッシャーズ・ウィークリーは「感覚的なディテールと愛らしいキャラクターを創り出す作家の技術が光る。自分自身の夏休みを探す読者にとって卓越した選択となる本だ」と高く評価した。
コメント0