俳優のパク・ヒョンシクさんが主演を務めている韓国のSBS金土ドラマ『宝島』が、韓国全国基準で自己最高視聴率14.6%(ニールセンコリア調べ)を記録し、注目を集めている。『宝島』は、2兆ウォン(約1,970億円)規模の政治資金をハッキングした天才ハッカーのソ・ドンジュが、絶対的な悪に立ち向かう復讐劇である。初回放送以降、視聴率1位の座を一度も明け渡すことなく、高い人気を維持しているという。

そんな中、主演のパク・ヒョンシクさんは、4月の「ドラマ俳優ブランド評判」ランキングで1位に輝いたことが明らかにされた。作品・俳優ともに話題性の頂点へと突き進んでいるのだ。
韓国企業評判研究所は、3月10日から4月10日までに放送中のドラマに出演する俳優50人を対象に、約5,985万件に及ぶブランド関連ビッグデータを分析し、その結果を10日に発表した。調査では、消費者のブランド参加度、メディア露出量、コミュニケーションおよびコミュニティでの反応などを総合的に分析し「ブランド評判指数」として数値化している。その結果、パク・ヒョンシクさんはブランド参加指数48万9,317、メディア露出指数56万2,305、コミュニケーション指数96万2,901、コミュニティ指数178万4,292を記録し、総合ブランド評判指数379万8,815ポイントで1位にランクインしたという。
今月のドラマ俳優ブランド評判調査は、パク・ヒョンシク、ソ・ガンジュン、パク・ウンビン、チュ・ヨンウ、ジン・ギジュ、パク・ボゴム、パク・ヘジュン、ムン・ガヨン、チェ・ヒョヌク、ホン・ファヨン、イ・ジェフン、チュ・ジフン、パク・ジフン、イ・ジュビン、オム・ジウォン、イ・グァンス、イ・ダヒ、ヘリ、カン・テオ、アン・ジェウク、チョン・ヘジン、ムン・ソリ、ホ・ジュノ、チョン・スビン、ソン・ドンイル、イ・ドンウク、ハン・グル、パク・ヨンギュ、キム・シンロク、イ・ソンビン、リョウン、カン・ヘウォン、オ・ナラ、ソン・ジヌ、シン・ミナ、ソル・ギョング、ハヨン、チョン・ジェグァン、チェ・ジョンユン、シム・イヨン、パク・ハナ、ナ・ヨンヒ、チャン・ヒョンソン、イ・ヘヨン、パク・ビョンウン、イ・ヨンドゥ、チョ・ミンス、キム・デミョン、ユン・ギョンホを対象にしたブランドビッグデータの分析によって行われた。
ブランド評判上位30位は、パク・ヒョンシク、ソ・ガンジュン、パク・ウンビン、チュ・ヨンウ、ジン・ギジュ、パク・ボゴム、パク・ヘジュン、ムン・ガヨン、チェ・ヒョヌク、ホン・ファヨン、イ・ジェフン、チュ・ジフン、パク・ジフン、イ・ジュビン、オム・ジウォン、イ・グァンス、イ・ダヒ、ヘリ、カン・テオ、アン・ジェウク、チョン・ヘジン、ムン・ソリ、ホ・ジュノ、チョン・スビン、ソン・ドンイル、イ・ドンウク、ハン・グル、パク・ヨンギュ、キム・シンロク、イ・ソンビンの順となった。


4月のドラマ俳優ブランド評判調査で1位を獲得したパク・ヒョンシクさんは、リンク分析で「熱演する」「復讐する」「繊細だ」といったキーワードが抽出された。また、キーワード分析では「宝島」「ホ・ジュノ」「視聴率」が主要キーワードとして挙げられたという。ポジティブ・ネガティブ比率では、ポジティブ評価が91.84%を記録し、作品への好評とともにパク・ヒョンシクさん自身へのポジティブなイメージが明確に示された。
こうした結果は、現在放送中のドラマ『宝島』の人気と密接に関係している。『宝島』は毎話、衝撃的な展開と高い没入感で視聴者を引き付けており、第14話時点で全国視聴率14.6%、瞬間最高視聴率16.1%を記録したということが明らかにされた。特に回を重ねるごとに視聴率が異例の上昇を見せており、14話のうち9話で自己最高視聴率を更新するなど、その影響力の大きさを物語っている。
最終話まであと2話となり、物語はクライマックスに突入しているという。ホ・イルド(イ・ヘヨンさん)の死をきっかけに本格化したソ・ドンジュの復讐劇は佳境を迎えており、ヨム・ジャンソン(イ・ヒョヌさん)との最終対決がどのような結末を迎えるのか、視聴者の期待は最高潮に達している。特に、命懸けの状況でも粘り強く生き延びながら復讐を遂げていくソ・ドンジュの姿と、パク・ヒョンシクさんの繊細な感情演技が相まって、作品の没入度をさらに高めているのだ。
制作陣たちは「第15話と第16話では、想像を超える展開が待ち受けており、俳優たちの演技も最後まで最高の熱量でお届けする予定です。『宝島』の真のクライマックスは、まさにここから始まります」と予告した。
『宝島』第15話と第16話は、4月12日と13日に放送予定である。
コメント0