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60話でも一気見必至!『ジャイアント』Netflix再公開で「歴代級名作」「10回以上見た」とファン熱狂

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2010年にSBS月火ドラマとして放送され、視聴率38.2%を記録してお茶の間を席巻した『ジャイアント』がNetflixで再公開される。当時視聴率1位を独占した本作は、60話という長編にもかかわらず各話ごとに高い没入度を示し、SBS創社20周年記念作にふさわしい重厚さを見せた。あれから15年、『ジャイアント』は名作の名にふさわしい作品として再び注目を集めている。

引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA - SBS OLD DRAMA」
引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA – SBS OLD DRAMA」

Netflixコリアは6月26日に7月の新作公開ラインナップを発表し、今月17日に『ジャイアント』を配信する予定だと明らかにした。同じ日に『検事プリンセス』を、続いて27日には『張吉山(チャン・ギルサン)』など過去のSBS人気作も順次Netflixに追加され、しばらく静かだったノスタルジー系コンテンツブームを予告している。

『ジャイアント』の舞台は1970年代の経済開発期である。貧しいながらも仲むつまじく暮らしていた釜山(プサン)の一家は、ある日権力者の欲望によってバラバラになる。家長は殺害され、残された四きょうだいは散り散りになる。彼らはソウルに落ち着き、それぞれの方法で生き延び、やがて互いを探し出し、家族の復讐と正義の実現という長い旅を歩む。

引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA - SBS OLD DRAMA」
引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA – SBS OLD DRAMA」

物語の中心にはイ・ガンモ(イ・ボムス)がいる。父を失い無一文でソウルに出てきた彼は、あらゆる苦難を乗り越えて成功し、自分と家族を破滅させたチョ・ピリョン(チョン・ボソク)と対峙する。しかし『ジャイアント』は単なる復讐劇ではない。個人の怒りが時代の対立と絡み合い、物語は拡張していく。終盤になるとチョ・ピリョンは軍事政権の裏金を管理する政界の大物となり、イ・ガンモと仲間たちは1987年6月民主抗争の火種となる人物へ成長する。

『ジャイアント』は「家族崩壊→復讐→成功」というおなじみの構造に沿いつつも、韓国現代史の構造的矛盾と社会的メッセージを織り込むことで独自の地位を築いた。チョ・ピリョンは単なる悪役ではなく、軍事政権下の権力システムを象徴する存在だ。彼を中心に絡む政治・経済の権力構造、腐敗と沈黙の連鎖は当時の社会への鋭いメタファーとなる。

引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA - SBS OLD DRAMA」
引用:SBS『ジャイアント』/YouTubeチャンネル「BBACKDRA – SBS OLD DRAMA」

ドラマが単なるメロドラマに終わらなかったのもこのためだ。四兄弟が味わう苦難は劇的装置ではなく、1970〜80年代を生きた無数の市民の経験と重なる。視聴者が『ジャイアント』に没入できた理由は、派手な設定よりもリアリティと情緒的共感にあった。

作品のもう一つの柱は悪役の存在感である。特にチョン・ボソクはチョ・ピリョン役を通じて、前作『明日に向かってハイキック』でのコミカルなイメージを完全に払拭し、冷酷な権力者へと変貌した。彼はシステムそのものを体現する人物として強烈な印象を残す。チョ・ピリョンの忠実な部下コ・ジェチュン(ユン・ヨンヒョン)もまた、最後まで主君に付き従い命を絶つシーンで深い余韻を残した。

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

チュ・サンウクが演じたチョ・ミヌも印象的な悪役だった。チョ・ピリョンの息子でありイ・ガンモのライバルである彼は、冷徹な野心家でありながらイ・ミジュ(ファン・ジョンウム)の前では弱さを見せる複雑な人物だ。悪役でありながらも憎み切れないキャラクターとして刻まれた。

『ジャイアント』は60話という長さにもかかわらず、緊張感ある展開と緻密なキャラクター構図で最後まで視聴者を引きつけた。イ・ガンモの成功は個人の物語から始まり、不正と権力構造を突き破る庶民の象徴へと拡張する。これが2010年当時も2025年の今も本作が有効である理由だ。

放送は2010年12月7日に視聴率38.2%で終了した。イ・ボムスは本作でソウル文化芸術大賞ドラマ部門大賞を受賞し、出演者たちもキャリアの転機を迎えた。Netflixで再公開される『ジャイアント』は、新たな視聴者との出会いを待っている。

『ジャイアント』の視聴者は 「体がいまも震える」、「一生忘れられないドラマ」、「感動して永遠に忘れないドラマ…人生に違わず」、「いまも見ている」「キャスティングのリストがすごい、名優が何人いるんだ」、「懐かしい、過ぎ去った青春」、「これまで10回以上一気見したドラマ、歴代級名作」、「歴代最高の悪役チョ・ピリョン」、「年を取って見ても面白い」、「出演者らがアベンジャーズ級」、「壮大だ」 など熱い反応を示した。

引用:SBS
引用:SBS

計60話という長さは負担に感じるかもしれないが、各話の明確な起承転結と高い没入感で「一気見」にも適している。キャラクターの物語と時代背景が有機的に絡み合い、ストーリーが途切れず自然に続く点も強みだ。

重厚な正統派ドラマの感性、韓国現代史を背景にした政治・社会ドラマ、出演者らの卓越した演技と堅実な演出力を兼ね備えた本作は、2025年の今見ても強い吸引力を放つ。『ジャイアント』は過去の名作で終わらせるには惜しく、今こそ再び鑑賞する価値がある。

※ SBS『ジャイアント』(ニールセンコリア提供、全国基準)

-52話(11.09)29.7%

-53話(11.15)29.2%

-54話(11.16)29.7%

-55話(11.22)30.7%

-56話(11.23)29.1%

-57話(11.29)31.4%

-58話(11.30)32.7%

-59話(12.06)32.7%

-60話(12.07)38.2%

スターライト
ceh@fastviewkorea.com

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