ディズニー・マーベル・スタジオの新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(以下『ファンタスティック4』)が公開初週で快調な出発を告げた。

27日(以下現地時間)アメリカ映画興行収入集計サイト、ボックスオフィスモジョによると、マーベルの新作『ファンタスティック4』は去る25日北米4,125の劇場で公開され週末までの3日間で1億1,800万ドル(約174億円)のチケット収入を上げた。
北米以外世界各国で得た収入を加えると公開初週全世界興行収入は2億1,800万ドル(約322億円)を記録した。業界予想値を上回る水準だ。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は最近興行不振に陥ったマーベルの希望という点で意味が深い。マーベルはアベンジャーズシリーズの『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)とスパイダーマンシリーズの『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)以後大々的に興行した作品がなかった。韓国国内で4月末に公開されたマーベルの前作『サンダーボルツ*』も全世界総収入3億8,200万ドル(約565億円)で締めくくった。
今回の映画は、予期しない能力を得ることになった4人の宇宙飛行士、通称『ファンタスティック4』が世界に脅威を与える破壊的ヴィラン、ギャラクタスに立ち向かう過程を描いたアクションブロックバスターだ。
『ゲーム・オブ・スローンズ』とマーベルシリーズ『ワンダヴィジョン』を演出したマット・シャックマン監督がメガホンを取り、ハリウッドを代表する俳優であるペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービーなどが出演する。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』はアメリカの映画・ドラマコンテンツ評点サイトであるロッテントマトで視聴者点数を意味するポップコーン指数93%を記録し実際観覧客の支持を受けている。アメリカの映画市場調査業体であるシネマスコアの劇場出口調査でもA-等級を受けたことで知られた。
韓国国内観客反応も肯定的だ。一部観客はネイバー映画観覧評に「マーベルの今後横歩がさらに期待される」、「マーベル、遂に復活するのか」、「大きなスケールでアクションは爽快。時間が経つことも忘れて見た」などの好評を残した。
しかし、まだ安心するには早い。韓国時刻28日映画振興委員会映画館入場券統合電算網によると『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は韓国国内公開以後初週末26万観客が訪れ週末ボックスオフィス3位に上がったという。同期間『全知的な読者の視点から』は約42万人を動員して1位にランクインし『F1®/エフワン』は約34万人が集計され2位にランクインした。
果たして『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が国内外観客募集に成功し興行不振を経験しているマーベルの確実な救援投手になることができるだろうか。
コメント0