ナ・ホンジン監督の映画『ホープ』がついに来夏公開されることが決定した。

ナ・ホンジン監督の最新作『ホープ』が来夏に公開されると発表され、プラスMエンターテインメントの公式Instagramでも紹介された。
30日、配給会社プラスMエンターテインメントは『ホープ』の来夏公開を正式に発表し、韓国とハリウッドの俳優が勢揃いのスペシャルキャスティングフォトも公開した。
本作は、非武装地帯に位置する港町ホポ港で未知の存在が目撃されたことから、出張所長ボムソクがその謎を追ううちに信じがたい現実に直面する姿を描いている。
韓国国内映画史上最大規模の製作費が投入されたと伝えられる『ホープ』は、ジャンル映画の巨匠ナ・ホンジン監督が『哭声/コクソン』(2016)で687万の観客を魅了して以来、10年ぶりの長編作として大きな注目を集めている。監督が独自のストーリーと斬新な演出で観客を引き込む手腕を、この新作でどのように発揮するのか、期待が高まる。

公開されたスペシャルキャスティングフォトでは、『ホープ』のキャストが放つ圧倒的な存在感と連携の妙が際立っている。
これまで印象的なキャラクターを次々と生み出してきた俳優ファン・ジョンミンは、『哭声/コクソン』に続きナ・ホンジン監督との再共演となる『ホープ』で、港町ホポ港の出張所長ボムソク役を力強く演じ、観客を物語に引き込む。
また、村を襲った犯人を追い、山へ向かった村の若者「ソンギ」役は、チョ・インソンが立体的な演技と迫力あるアクションで見事に魅せる。
さらに、『イカゲーム』で独自の個性とエネルギーで世界中のファンを魅了したチョン・ホヨンが、『ホープ』では明確な基準を持つ巡査ソンエ役を演じる。
加えて、ハリウッドの実力派俳優も参戦し、未知なる生命体の役どころに挑む。
映画『X-MEN』シリーズや『エイリアン: コヴェナント』で知られるマイケル・ファスヴェンダー、そして2016年のアカデミー助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルら、ジャンルを跨いで活躍する俳優たちが、ナ・ホンジン監督の新作でどのようなシナジーを発揮するのか、期待が高まっている。
さらに、『BONES AND ALL』でヴェネツィア国際映画祭新人俳優賞を獲得したテイラー・ラッセルや、Netflixシリーズ『マインドハンター』で伝説の連続殺人犯を演じたキャメロン・ブリットンも本作に参加し、グローバルなキャスティングラインナップを完成させた。
ナ・ホンジン監督は「最初に提案を受け入れ、熱演してくださった俳優の皆さんに心から感謝する。彼らは本作が目指すすべての要素を、最高の才能と集中力で体現してくれた。彼らの組み合わせは実に驚異的だ」と述べている。
現在、ポストプロダクションが進む『ホープ』は、2026年夏に劇場公開される予定だ。
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