日本で上映中の映画を盗撮した韓国人が逮捕され、現地警察の取り調べを受けている。

21日付の産経新聞や中日新聞によると、大塚警察署は東京都新宿区の映画館で上映中の映画を違法に撮影したとして、20代の韓国人男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。
対象となった作品は、日本で先行公開され大ヒットを記録している『劇場版 鬼滅の刃:無限城篇』だ。
韓国人A氏(24)は、公開初日の先月18日にスマートフォンで映画を盗撮した疑いで現地警察の調べを受けている。
A氏はまた、先月30日にショッピングモールで他人名義のクレジットカードを使用し、アニメのブルーレイディスク(BD)200枚、総額約130万円相当を購入した疑いでも身柄を拘束されていた。
その後、警察が押収したスマートフォンを調べたところ、映画の盗撮映像が見つかったという。A氏は容疑を否認していると伝えられている。
映画『劇場版 鬼滅の刃:無限城篇』は、日韓両国で大人気の日本アニメ『鬼滅の刃』の最終章を描いた作品だ。『鬼滅の刃』は主人公の竈門炭治郎が家族の仇を討つため、鬼と戦う姿を描いたアクションファンタジーである。
日本では先月18日に公開され、国内興行収入は404億円を突破した。日本映画史上1位となる記録的な成績を収めている。

韓国映画振興委員会(KOFIC)によると、21日時点で『劇場版 鬼滅の刃:無限城篇』は映画『F1/エフワン』や『ゾンビになってしまった私の娘』などを抑え、予約観客数80万人を突破した。これは歴代事前予約数のトップ10に入る記録となる。
同作品は韓国で22日に公開をされた。
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