女優ソン・イェジンがインスタグラムのサブアカウントを閉鎖したことが明らかになった。

27日午前、女優ソン・イェジンのサブアカウント「yejinfoot_official」がアクセスできない状態となった。画面には「ページをご利用いただけません」と表示され、メインアカウントが唯一フォローしていたことから、削除と同時にフォロー数は0となった。
ソン・イェジンは今年6月にサブアカウントを開設し、日常の様子を公開してきた。IDは「yejinfoot_official」で、メインアカウント「yejinhand」と対照的な名称だった。メインアカウントが主に作品活動を発信していたのに対し、サブアカウントは育児や生活を記録し、ファンとの交流の場となっていた。
アカウント閉鎖の正確な理由は明らかにされていないが、最近の制作発表会での発言が物議を醸したことを受け、その影響ではないかとの見方も出ている。

19日に行われた映画『仕方ない(韓国語原題訳)』の制作発表会で、女優ソン・イェジンは母親役を演じた感想を語った。出産後初の作品であったため、自然に役に入り込むことができたと説明した。同席した俳優イ・ビョンホンは撮影中のエピソードを紹介。劇中で娘役を務めた子役が次々と質問を投げかけ、自身は対応に追われた一方、ソン・イェジンは答えを控え、「感情移入が必要だから、先輩が代わって答えてほしい」と伝えたという。
ソン・イェジンは台詞の多さや監督による細やかな演出指示が続いたため、集中せざるを得なかったと釈明した。現場では冗談が飛び交う和やかな雰囲気だったが、一部の発言が切り取られて拡散され、オンライン上では「子役軽視」との批判も広がった。
その後、議論が続く中、子役の母親がSNSに「ソン・イェジンは子供にプレゼントを贈り、優しく接していた」と投稿し、擁護の声を寄せた。
映画『仕方ない(韓国語原題訳)』は9月24日に公開される。ソン・イェジンは主人公マンス(イ・ビョンホン)の妻ミリ役を演じる。ミリは夫の突然の解雇後、揺らぐ家庭を支えながら子供たちと日常を守ろうとする人物で、物語の重要な軸を担っている。ストーリーは製紙会社で25年間勤めたマンスが突然の解雇される場面から始まる。再就職を目指すものの現実の壁は厚く、家庭は危機に直面。激しい競争社会の中で追い詰められていく過程が、ブラックコメディとスリラーを交錯させながら描かれる。監督のパク・チャヌクは本作を「悲しくも滑稽な物語」と紹介している。
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