急展開で視聴者の目を引き、瞬く間に自己最高の視聴率を更新したドラマがある。

SBS金土ドラマ『宇宙メリミ』がチェ・ウシクとチョン・ソミンの偽装新婚設定で笑いとワクワクを同時に生み出した。
11日に放送された第2話では、不意の事態の中、夫婦として絡み合ったキム・ウジュ(チェ・ウシク)とユ・メリ(チョン・ソミン)が50億ウォン(約5億3,000万円)の新居に入居直後、発覚の危機に見舞われるシーンが描かれた。二人が見せたその場での即興的な対応とコミカルな掛け合いが視聴者の没入感を一層引き出した。放送は首都圏7.0%、全国6.4%、最高9.7%(ニールセンコリア基準)を記録し、自己最高の視聴率を更新した。20ー40代ターゲット視聴率は最高2.4%で、土曜ミニシリーズで1位を獲得した。
劇中、メリは新居の景品を守るため、ウジュに「夫になってほしい」と提案する。ウジュは唖然としながらも拒否するが、謝礼の提案に躊躇し、笑いを誘った。結果として、予期せぬ事態が続き、二人は「偽装夫婦」として絡み合うことになる。
ウジュの祖母でありミョンスンダン会長のコ・ピルニョン(チョン・エリ)は、ウジュの従兄弟であるチャン・ウンス(コ・ゴンハン)を退け、ウジュをマーケティングチーム長の座につけた。これに不満を抱いたウンスが契約問題を押し付け、ウジュを窮地に陥らせ、相手がメリであることが明らかになると、二人は再び再会を果たす。メリは「偽装夫になってくれたらサインする」と条件を突きつけ、ウジュはこれを受け入れた。

景品受領の過程においても二人の偽装劇は続く。指輪をはめ、眼鏡と花束で顔を隠し、徹底的に身分を秘匿するものの、予期せぬトラブルが次々と発生する。特に、偽装結婚が一日ではなく90日間続かなければならないという事実が明らかになり、二人とも衝撃を受ける。さらに、新居を監視するボッテ百貨店の常務ペク・サンヒョン(ペ・ナラ)の存在が緊張感を一層高めた。
エンディングでは、ウジュが叔母キム・ミヨン(ペク・ジウォン)、ウンスの前で発覚の危機に晒された。「奥様は?」という質問に戸惑うウジュと、遠くから近づくメリの姿が交錯し、緊張感が最高潮に達した。
放送後、視聴者は「チェ・ウシクとチョン・ソミンの掛け合いがこんなに合うとは思わなかった」、「ロマコメ感覚が久しぶりにしっかりと蘇った」、「偽装結婚設定なのにリアリティがある」、「表情だけで笑いがこみ上げる」、「第2話だけでばれる危機、次回がさらに気になる」、「セリフひとつひとつがセンスある」、「OSTまで雰囲気にぴったりだ」、「チョン・ソミンのコミカルな演技のリズム感がすごい」、「チェ・ウシクの戸惑い演技がとても自然だ」など、幅広い反応を示した。
『宇宙メリミ』は毎週金曜日と土曜日の夜9時50分に放送される。
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