「核ボタンより速かった」キャスリン・ビグロー最新作、Netflixチャートを瞬殺

公開1日でグローバル1位に上がり、チャートを席巻しているNetflix大作映画がある。

まさにNetflixオリジナル映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』だ。

24日に全世界で公開されたこの作品は、『ハート・ロッカー』で2010年アカデミー賞作品賞と監督賞を含む6部門を受賞したキャスリン・ビグロー監督が8年ぶりに発表した新作である。

この映画は公開直後にグローバルNetflix映画部門で1位を獲得し、米国、フランス、日本など多数の主要国で同時に1位に上がるなど、興行記録を塗り替えている。韓国でも映画部門3位に上がり、韓国の映画ファンの熱い関心を証明している。

この映画は、出所不明の単一ミサイルが米本土に向けて発射される状況を描いた政治スリラーである。ミサイルが目標地点に着弾するまで残された約19分という限られた時間の中、米政府と軍の首脳部内で繰り広げられる意思決定過程を緻密に描いており、その緊張感は極限に高まる。

この一触即発の危機の中で、映画は誰が攻撃したのか、そして核による先制攻撃を行うかどうかを巡って繰り広げられる極度の混乱と意思決定過程を緻密に描き、緊張感を最大限に高めている。

この映画の独特な点は、同じ事件を様々な人物の視点から繰り返し描くナラティブ構造にある。キャスリン・ビグロー監督特有の乾いた現実的な演出スタイルにより、観客はさらに深い苦悩に陥る。

『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、興行面のみならず作品性の面でも高く評価された。公開前に第82回ヴェネツィア国際映画祭の競争部門に公式招待され、大きな注目を集め、外信からも好評を得た。

イドリス・エルバ（米大統領）、レベッカ・ファーガソン（オリヴィア・ウォーカー大佐）、ジャレッド・ハリス（リード・ベイカー米国防長官）、グレタ・リー（アナ・パク）など名優たちの出演も、作品の没入感を一層高めている。

8日に韓国で一時上映されたこともあった『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、現在Netflixを通じて視聴可能だ。

次はNetflixの最新チャート（10月20～26）映画部門の韓国ランキングである。

1. 『グッドニュース』

2. 『28年後…』

3. 『ハウス・オブ・ダイナマイト』

4. 『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』

5. 『タロット』

6. 『霊薬』

7. 『カマキリ』

8. 『キングメーカー 大統領を作った男』

9. 『第10客室の女』

10. 『野党』