TikTokで120万フォロワーを集めた有名カップルが別れた後、大金のアカウント販売金を巡って法廷闘争を繰り広げた。愛の痕跡が金に残った形だ。
水原地方法院民事第5-2部(裁判長 パク・ナムチョン)は、女性A氏が男性B氏を相手に提起した貸金請求訴訟でA氏の一部勝訴判決を下したと5日明らかにした。法廷はTikTokアカウント販売金5200万ウォンのうち半分の約2600万ウォンをB氏がA氏に支払うよう判示した。

A氏とB氏は実際の恋人関係で、TikTokとYouTubeにカップルの日常を公開し、大きな人気を博した。彼らのアカウントは累積フォロワー120万を超え、広告・スポンサーシップなどで少なくない収益を上げていた。しかし昨年11月、二人は突然別れを宣言した。問題はその後、アカウントをどう処理するかに発展した。
A氏が公開した会話録によると、二人はアカウント売却後、販売金を半分ずつ分けることで合意していた。A氏は契約書作成を何度も提案したが、B氏は「販売後にやっても遅くない」と拒否した。その後も税金や運営費などの費用を半分負担しようという提案が続いたが、B氏は特に返答しなかった。
結局、信頼は崩壊した。B氏は「信じられないなら訴訟しろ」と述べ、しばらくしてアカウントをA氏に内密で約4万ドル(約575.68万円)で売却した。その直後、A氏のアカウントアクセス権は消失した。

販売金の半分を受領できなかったA氏は訴訟を提起した。法廷はカカオトークの会話内容や取引状況を根拠に、「双方がアカウントを共同管理し、販売後の金額を半分ずつ分ける合意があった」と判断した。
裁判所は「B氏が合意に従い、金額の半分をA氏に支払わなければならない」とし、A氏に勝訴判決を下した。今回の判決は確定した。
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