チョ・セホの暴力団関与疑惑が浮上する中、「1泊2日」の視聴率は同時間帯1位を獲得した。

7日に放送されたKBS 2TVのバラエティ番組『1泊2日シーズン4』では、慶尚北道安東市を訪れた6人のメンバーによる「両班と下僕」の第一話が描かれた。この日の放送の視聴率はニールセンコリア全国基準で6.3%を記録し、同時間帯1位となった。下僕に降格されたキム・ジョンミンが「間抜け」に、身分逆転に失敗したもう一人の下僕ユ・ソンホが「バカ」に強制改名される場面では、最高視聴率9.7%まで上昇した。
この放送は最近チョ・セホの暴力団関与疑惑が浮上した後の回だった。この問題についてチョ・セホや『1泊2日』側から公式発表はなく、放送は通常通り行われた。また、8日のマイデイリーの独占報道によると、チョ・セホは5日と6日に慶尚南道泗川で行われた『1泊2日』の撮影にも参加したという。

4日、あるネットユーザーは自身のSNSに「チョ・セホ、反省しろ。知人という口実で高価な贈り物を受け取り、暴力団員が運営するフランチャイズを宣伝し、居昌郡最大の暴力組織の実力者A氏と酒を飲み歩くのか。コメディアンがこれでいいのか」と投稿した。
さらに、暴力組織の実力者A氏が各種違法賭博サイトを運営し、賭博資金を洗浄する人物だと主張。チョ・セホとA氏が肩を組んだり抱擁する写真も一緒に投稿した。
これに対し、チョ・セホの所属事務所A2Zエンターテインメントは「チョ・セホが暴力団と知り合いであることは事実だが、その活動に直接・間接的に関与しているという疑惑は情報提供者の個人的な推測に過ぎず、事実ではない」と否定した。また、「チョ・セホが金品や高価な贈り物を受け取ったという疑惑も個人の推測以上でも以下でもなく、事実とは無関係だ」と反論した。
さらに「A氏による所属アーティストへの虚偽事実の名誉毀損及び業務妨害などの犯罪行為について、刑事・民事上の法的対応を積極的に検討中」とし、「当社所属アーティストの活動が虚偽の主張の無分別な拡散によって萎縮しないよう、根拠のない中傷、悪意のある投稿、虚偽事実や噂の無分別な拡散行為に対して無寛容の原則に基づき厳重に法的対応を行う予定だ」と明らかにした。
所属事務所の公式見解にもかかわらず、チョ・セホが出演中の番組に影響が出ている。7日、KBS視聴者センターの請願掲示板には「チョ・セホの降板」というタイトルの請願文が登場した。作成者は「国民の血を吸い取った暴力団と親しいと言って肩を組んで見せ、ゲームをして楽しんでいるのはおかしい。視聴者を愚弄しているのか」とチョ・セホの降板を要求した。
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