
少年犯罪歴の報道をきっかけに引退を宣言した俳優チョ・ジヌンについて、過去の行動をめぐる業界関係者による告発が相次いでいる。
あるA氏は、オンラインコミュニティに「チョ・ジヌンが急いで引退を宣言した理由」と題した投稿を掲載した。自身を業界関係者と名乗り、「この状況で反論すれば、さらなる疑惑が連鎖的に噴出するためだ」と主張した。
A氏によると、チョ・ジヌンは主演を務めた映画『大将キム・チャンス』の打ち上げで、共演した俳優に演技力で因縁をつけ、殴り合いにまで発展したという。

A氏は「マネージャーがチョ・ジヌンを自宅に避難させ、事務所代表が共演俳優に謝罪する騒ぎになった」と当時を振り返った。
さらにA氏は「酒を飲むたびに業界の同僚と衝突し、場の空気を壊す人物として広く知られていた」とし「不適切な言動が積み重なり、キャスティングを避けられる存在になっていた。今回の過去の問題が引き金となり、一気に行き場を失った」と語った。
A氏はまた「業界では以前からチョ・ジヌンの評判が非常に悪く、仕事が舞い込まなくなってかなり経つ」と述べ「そこで彼が目をつけたのが左派寄りの政治的主張で、それを利用して後ろ盾を得ようとしたが、結果的にこうした事態を招いた」と主張した。
チョ・ジヌンの酒癖についても「飲み会で会うとトラブルを引き起こす典型的な厄介者」と断じ「最初は紳士的でも、酒が入ると人格が変わる。経験していない人には分からない」と語った。
チョ・ジヌンをめぐっては、5日にニュースサイト・ディスパッチが高校在学中に重大な犯罪で少年保護処分を受け、少年院に送致された過去を報道した。その後、過去の行動を指摘する証言が次々と浮上している。
ドキュメンタリー監督のホ・チョルは、2014年のイベント移動中に車内でチョ・ジヌンから顔を殴られたと証言した。現在は著名俳優となった別の男性俳優もチョ・ジヌンに暴行を受けたと明かした。
さらにディスパッチは、チョ・ジヌンが2010年代の映画の打ち上げで、当時新人俳優だったB氏に対し、自身の要求した歌を歌わないという理由で氷を投げつけるなどの嫌がらせを行ったと報じた。
コメント0