ディズニープラスのオリジナルシリーズ『メイド・イン・コリア』がシーズン1の完結を待たずしてシーズン2の制作を決定し、韓国内外で同時に大きな反響を呼んでいる。

先月24日に初公開されるやいなやランキング1位に浮上した『メイド・イン・コリア』は韓国ディズニープラスのシリーズ部門で2週連続トップを維持している。グローバルランキングでも2位にランクインし世界規模での人気を証明した。
OTTコンテンツ視聴ランキング集計サイト・フリックスパトロールによると、本作は3日時点で韓国ディズニープラスのTVショー部門において10日連続1位を達成した。アジア圏でも強さを見せ、香港、日本、台湾で1位、シンガポールで2位を記録した。ワッチャピディアのHOTランキングでも最上位圏に名を連ねている。

『メイド・イン・コリア』は激動の1970年代韓国を舞台に、中央情報部の庇護のもと麻薬密売で富と権力を手に入れようとするペク・ギテ(ヒョンビン)と彼を執拗に追う平検事チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)の激しい対立を描いた犯罪スリラーだ。混乱と成長が交錯した時代を背景に尽きることのない欲望と信念の衝突を、重厚なノワールとして描き出している。
『メイド・イン・コリア』はシーズン1の完結前にもかかわらず、すでにシーズン2の制作が決定した。制作陣は今年下半期の公開を目標に撮影へ入っているという。
7日に公開された第5話では、登場人物それぞれの欲望が本格的にぶつかり合い始めた。強い執念を持つ検事チャン・ゴニョンとペク・ギテの同期である中央情報部課長ピョ・ハクス(ノ・ジェウォン)が鋭く対峙する。ペク・ギテはファン・グクピョン(パク・ヨンウ)が横流しした資金をチョン・ソクジュン(チョン・ソンイル)の前に差し出し「この金をもう一度私に投資していただきたく参りました」と語り、大胆な野心を露わにした。

日本の暴力団組織ロビイスト、イケダ・ユウジ(ウォン・ジアン)とチョン・ソクジュンがペク・ギテを巡って意味深な会話を交わす一方、弟のペク・ギヒョン(ウ・ドファン)は兄と激しく衝突する。「見下されたくなければ、先に踏みつぶせばいい。道を塞ぐ奴がいれば排除すればいい」と本心を吐露する兄ペク・ギテに対し、弟ペク・ギヒョンは「兄さんが言うその力、俺も一度育ててみようと思います」と応じ、兄弟の正面衝突を予感させた。
映画『インサイダーズ・内部者たち』『KCIA南山の部長たち』を手がけたウ・ミンホ監督にとって、本作は初のOTT作品となる。毎話ごとに映画を観ているかのような高い完成度が際立っている。

実際の事件に想像力を加えた構成も本作の大きな特徴だ。第1話では1970年の日本航空機ハイジャック事件(よど号事件)をモチーフに物語が展開され、第3話では政界の実力者を操る高級料亭の女将出身ペ・グムジ(チョ・ヨジョン)が登場し、チョン・インスク殺害事件を想起させた。ウ監督は「現代を生きる視聴者と当時を振り返る視点が対話できる時代劇を作りたかった」と企画意図を語っている。
実力派俳優陣による重厚なキャスティングも人気を後押しした。特に正反対の人物像を演じるヒョンビンとチョン・ウソンの組み合わせは大きな話題を呼んだ。

ウ監督は「チャン・ゴニョン(チョン・ウソン)が熱く人間味のあるキャラクターだとすれば、ペク・ギテ(ヒョンビン)はズボンのシワ一つも許されない、刃物のように研ぎ澄まされた外見の人物だ」と説明し「水と火のような対比を意図した」と明かしている。
この他にも大統領秘書室長チョン・ソクジュン役のチョン・ソンイル、中央情報部情報課長ピョ・ハクス役のノ・ジェウォン、ペク・ギテの弟で陸軍少尉のペク・ギヒョン役のウ・ドファン、暴力団組織のボスを演じるリリー・フランキーなど、脇を固める俳優陣の演技も高い評価を受けている。

視聴者からは「シリーズというより映画を観ている感覚」「クオリティが桁違い」「演技が全員すさまじい」「ハマって一気見している。シーズン2も早く観たい」「細部まで神経が行き届いていて面白い」「このキャストで政治ノワールは最高」といった声が相次ぎ、演技力や演出、ストーリーへの称賛が広がっている。
全6話で構成される『メイド・イン・コリア』シーズン1は、14日に最終話が公開される予定だ。
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