劇場興行がOTTチャートまで揺らした。映画『王と生きる男』の興行と共に、俳優パク・ジフンが演じた端宗キャラクターが話題となり、彼の前作『弱いヒーロー Class 1』シリーズがNetflix大韓民国シリーズTOP10に再入場することに成功した。シーズン1公開から4年が経ったこの作品が再び上位に名前を連ねる異例の流れだ。『弱いヒーロー』シーズン2は『おつかれさま』ストリーミング時期と重なって公開され、グローバルランキングで全ての韓国作品中1位を獲得し話題を呼んだ。

22日映画館入場券統合電算網によると、『王と生きる男』は前日21日に公開18日目で500万人の観客を突破し、累積観客526万人を記録した。旧正月連休劇場で1位を記録し、今年最高興行作の仲間入りを果たした。ユ・ヘジンが村長を、パク・ジフンが悲運の王端宗を担当した。特にパク・ジフンの端宗演技は抑制された感情線と悲劇的な物語を密度高く表現したと評価された。
時代劇ジャンルで若い俳優が王の複雑な心理を説得力を持って消化することは容易ではない。しかしパク・ジフンはセリフのトーンを下げ、目線と呼吸で感情を積み上げる方法を選んだ。この演技が口コミを呼び、自然に彼のフィルモグラフィーが再評価された。

「人生作が出た」…パク・ジフン再評価ムード
メディアと評論家の間では「パク・ジフンの人生作が出た」「もう一つの代表キャラクターを残した」という評価が続いている。アイドル出身の俳優というレッテルを外し、「信じて見る俳優」の仲間入りを果たしたという分析もあった。
このような再評価の流れは過去の主演作に繋がった。その中心にある作品がまさに『弱いヒーロー Class 1』『弱いヒーロー Class 2』だ。パク・ジフンが模範生ヨン・シウン役を務め、既存のイメージとは全く異なる冷たい面を見せた作品だ。
19禁学園アクション、再びTOP10に進入

『弱いヒーロー』シーズン1である『弱いヒーロー Class 1』は2022年にWavveオリジナルとして公開された。学校暴力をテーマにした19歳以上観覧可の学園アクションドラマだ。華やかなアクションよりも心理戦と現実的な暴力描写に焦点を当て、マニア層を形成した。
昨年シーズン2である『弱いヒーロー Class 2』がNetflixに公開された際にもグローバル上位に上がり存在感を示したことがある。そして今月『王と生きる男』の興行後、Netflix大韓民国シリーズTOP10に再び名前を連ねた。劇場で端宗を見た観客がOTTに移動しヨン・シウンを再び探す流れが数値で確認されたわけだ。

劇場興行がOTTライブラリー消費まで引き上げた構造だ。特定の俳優の演技が話題になると過去の出演作視聴に繋がるパターンはしばしばあったが、公開4年目の作品がTOP10に再入場した例は珍しい。
『弱いヒーロー Class 2』とシーズン3の伏線
Netflixで公開された『弱いヒーロー Class 2』は8部作で制作された。銀髪のため転校したヨン・シウンがより大きな暴力に立ち向かう過程を描いた。パク・ジフンは前作より拡張された感情線と関係の物語を消化した。パク・フミン役のリョウンなどとの連帯も主要な軸だった。

シーズン2では成人組織「チョンガン」が本格的に言及された。ウェブ漫画原作で麻浦区(マポ区)一帯を管理する組織として設定された「チョンガン」はドラマでも主要な脅威要素として登場した。ナ・ベクジンと関連するチェ社長がチョンガン名刺を持つ人物として登場し緊張感を高めた。
結末ではチェ社長と金星帝が再登場しチョンガンの本格的介入を暗示した。原作の展開を考慮するとシーズン3でヨン・シウン一行と成人組織間の対立が核心の軸になる可能性が高い。シーズン3制作の有無と公開時期についての公式発表はまだない。
対照的なキャラクター、フィルモグラフィーの拡張

端宗とヨン・シウンは極端に異なる人物だ。一人は時代劇の悲運の王であり、もう一人は現代学園アクションの冷徹な模範生だ。感情表現の方法も異なる。端宗は内面的な苦痛を抑圧する人物であり、ヨン・シウンは計算された戦略と爆発的な行動を行き来するキャラクターだ。
この対照的な二人の人物が同時に話題となり、パク・ジフンの演技スペクトルが再評価された。観客と視聴者の立場では「次の作品ではどんな顔を見せるのか」という質問が自然に続く。次回作のキャスティングと投資競争が激化する可能性も業界では取り沙汰されている。
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