「スピト2000」の1等当選者が職場の同僚にも宝くじ購入を勧め、その同僚も1等に当選するという心温まるエピソードが話題になっている。
スクラッチ式宝くじ「スピト2000」は購入後すぐに当選結果を確認できる宝くじで、特に1等当選券が2枚連続で並んでいるユニークなシステムを持つことで知られている。この仕組みにより、2枚連続購入すると1等券を2枚同時に手にすることができ、総額20億ウォン(約2億円)の当選金を受け取ることが可能だ。宝くじ1枚の価格は2000ウォン(約200円)で、コインや爪で削るだけで簡単に結果を確認できる。
最近、京畿道平沢市のある宝くじ販売店で「スピト2000」の1等10億ウォンに当選したAさんのエピソードが注目を集めている。Aさんは職場の同僚と一緒に会社近くの販売店で宝くじを購入し、思いがけない幸運を手にした。
Aさんは「遊び半分でスピト2000を5枚購入し、職場に戻ってから1枚ずつ結果を確認した」と、当時の状況を振り返った。最初に確認した宝くじは2000ウォンの小額当選であったが、Aさんは「普段なら翌日の通勤途中で宝くじを交換するが、その日はなぜかすぐに交換したくなり、同僚と一緒に再び販売店を訪れた」と語った。
その後、当選した2000ウォンを同じ「スピト2000」1枚に交換し、その場で削った結果、なんと1等当選が確定。驚いたAさんは同僚に「スピト2000は10億ウォンの当選券が2枚ずつ並んでいるから、次の1枚を早く買うべきだ」と勧めた。
同僚がその助言に従いスピト2000を購入したところ、驚くべきことに同僚も1等に当選した。Aさんと同僚はそれぞれ10億ウォンの当選金を手にし、職場で幸運を分け合うこととなった。
Aさんは「職場の同僚と10億ウォンずつ当選できて嬉しい」と話し、当選金は借金の返済と家の購入に使う予定だと明かした。
「スピト2000」は手頃な価格と即座に結果を確認できる特性から、多くの宝くじ購入者に長く愛されている商品である。
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