務安空港での済州航空機事故に関連したテロ予告電子メールが韓・法務省に送られたことが明らかになり、警察が捜査に乗り出したと伝えられた。
30日、京畿日報の報道によると、同日午前11時35分頃、務安空港での済州航空機惨事は自分たちの仕業であるという内容の電子メールが法務省の広報室宛てに届いたと、112番通報が行われたという。
当メールには「(務安空港での)済州航空事故は自分たちの仕業である」とし「31日の夜、韓国の都心 部にあるいくつかの地域で高性能爆弾による爆発事件を起こす予定だ」という内容も含まれていたとされている。
警察は、昨年爆弾テロを予告した日本発のテロ脅迫電子メールと見なしているという。通報を受けた後、捜査に着手した警察は人が多く集まる施設などへの巡回を強化し、不測の事態に備えていると発表した。
一方で、事故が発生した済州航空機は去る29日午前9時3分頃、着陸装置が作動しないまま務安空港の滑走路へと着陸を試みたとされている。その後、航空機は滑走路の外壁に衝突し、機体の大部分が炎に包まれた。
救助当局の集計によると、務安空港での済州航空機惨事による死者は最終的に179人であるということが分かった。救出された生存者は2人であり、事故当時、機内には乗客175人と客室乗務員4人、操縦士2人の計181人が搭乗していた。
今回の惨事は、韓国で発生した航空機事故の中で最多の人命被害をもたらした事故であるといわれている。
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