ソウル中央地方法院の民事212単独(キム・ヘリョン判事)は27日、韓国のモッパンユーチューバーであるツヤン(本名:パク・ジョンウォン)がユーチューバーのグジェヨク(本名:イ・ジュンヒ)とチュジャクカンビョルサ(本名:チョン・グクジン)を相手に提起した損害賠償請求訴訟で、原告に一部勝訴の判決を下した。

裁判所は、グジェヨクに対しツヤンへ7,500万ウォン(約795万円)を、チュジャクカンビョルサにはグジェヨクと共同で5,000万ウォン(約530万円)の支払いを命じた。ツヤンは以前、グジェヨクを相手に1億ウォン(約1,060万円)、チュジャクカンビョルサを相手に5,000万ウォンを請求していた。
今回の事件は昨年7月、ユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」で始まった。該当放送では、グジェヨクとチュジャクカンビョルサがツヤンの私生活を暴露する口実として金品を強奪したと主張された。
その後、ツヤンは自身のユーチューブチャンネルを通じ、元彼氏から4年間にわたって暴行と脅迫を受けていたと告白し、グジェヨクとチュジャクカンビョルサが2023年2月に私生活に関する情報を暴露しない条件で5,500万ウォン(約580万円)を強奪したと明らかにした。
ツヤンは同年9月、二人から精神的被害を受けたとして民事訴訟を提起した。一方、刑事事件としても起訴されたグジェヨクとチュジャクカンビョルサは、今年9月の控訴審でそれぞれ懲役3年と懲役1年、共に執行猶予3年を言い渡された。
この事件に共に関与したチェ某弁護士は懲役2年、ユーチューバーのカラキュラ(本名:イ・セウク)は懲役1年に執行猶予3年、クロコダイル(本名:チェ・イルファン)は罰金500万ウォン(約53万円)をそれぞれ言い渡された。
今回の判決により、ツヤンは法的に一部賠償を認められ、ユーチューバー間の対立および金銭要求を巡る論争に対する裁判所の判断が注目されている。
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