tvNの土日ドラマ『テプン商事』が最高視聴率10%を突破し好調のうちに終盤へ向かう中、その後を引き継ぐ新作ドラマのティーザー映像が公開され、早くも視聴者の注目を集めている。

後続の新土日ドラマ『プロボノ』は、公益活動を行う弁護士を題材にした独自の設定と、チョン・ギョンホ、ソ・ジュヨン、イ・ユヨンら確かな実力を持つキャストによって、放送前から大きな関心を呼んでいる。果たして『プロボノ』が前作の勢いを引き継ぐことができるのか、期待が高まっている。
『プロボノ』は、出世至上主義だった判事カン・ダウィが思わぬ理由で大手法律事務所の公益チームに左遷され、そこで繰り広げられる出来事を描くヒューマン法廷ドラマ。タイトルは「公共の利益のために」を意味する「pro bono publico」に由来し、法律専門家が無償で弱者を支援する「プロボノ」の概念を物語の中心に据えている。
tvNは最近、ティーザー映像とキャラクターポスターを公開し、本格的なプロモーションを開始した。映像では、チョン・ギョンホ演じるカン・ダウィが「FREE弁護」と書かれた札を掲げ公益活動を知らせているものの、市民から「FREEハグ」と勘違いされ思わず抱きしめられてしまう場面が描かれ、これまでの法廷劇にはないコミカルな演出が際立つ。
公開されたポスターには、公益チームに集まった6人のメンバーがそれぞれ異なる背景や目的を抱えて登場した。カン・ダウィ(チョン・ギョンホ)をはじめ、法律マニアのパク・キプム(ソ・ジュヨン)、成果第一主義の代表弁護士オ・ジョンイン(イ・ユヨン)、変わり者の研究者チャン・ヨンシル(ユン・ナム)、直進型の企画者ユ・ナンヒ(ソ・ヘウォン)、努力型の新人弁護士ファン・ジュヌ(カン・ヒョンソク)ら、それぞれの個性が強調されている。

『プロボノ』は『雲が描いた月明り』『梨泰院クラス』『アンナラスマナラ~魔法の旋律~』などで知られるキム・ソンユン監督と『悪魔判事』『ハンムラビ法廷 〜初恋はツンデレ判事!〜』などで法廷ドラマの新境地を開いた脚本家ムン・ユソク氏がタッグを組んだ。作品性と大衆性の両立を狙い、前作の成功に続くヒット作を目指す。
特にポスターに掲げられた「生存・正義・戦略・権力」というキーワードの通り、異なる動機を持つ6人の法曹人が法廷でどのように衝突し、協力していくかが見どころとなる。法律事務所の収益と正義の間で揺れる彼らの葛藤と絆が、新たな法廷劇としての魅力を生み出すと期待される。
『プロボノ』の初放送を前に、オンラインコミュニティやSNSでも反応が高まっている。ティーザー公開直後から、チョン・ギョンホの自然体な演技を評価する声が相次いだ。「また専門職役のチョン・ギョンホに期待」「労務士、医師、裁判官に続き、今度は公益弁護士とは」「字幕なしでも笑えるティーザー」など好意的なコメントが続々と寄せられている。
前作『テプン商事』が口コミで視聴率を伸ばしただけに『プロボノ』の初回視聴率やその後の推移にも関心が高まっている。「前作を観ていたので後続作も本放送で観るつもり」「このキャストなら初回から話題になるはず」といった期待の声も見られる。
tvNの新土日ドラマ『プロボノ』は『テプン商事』の後続として、12月6日夜9時10分より初放送される。
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