
グループBTSの復帰を前にソウル市が大規模な人出が見込まれることに備えた総合対策を講じた。BTSが3年9か月ぶりに「完全体」としてカムバックする場であるため、光化門(クァンファムン)広場の公演には国内外から多くの観客が訪れると予想される。ソウル市は安全管理の強化と交通対策、ぼったくりなどの違法行為の根絶策を同時に進める。
ソウル市のオ・セフン市長は4日「BTSカムバックイベント関連の現案点検会議」を主宰し、市民の安全確保とグローバルファンの歓迎のための分野別対応策を議論した。BTSは3月21日午後8時に光化門広場で5枚目のフルアルバムの発売を記念するカムバックライブ公演を行う予定であり、今回の公演はNetflixを通じて全世界190以上の国と地域にリアルタイムで生中継される計画で、関心が集まっている。
ソウル市は公演当日、光化門広場とソウル広場など主要拠点に数万人以上の人出が集中すると見込んで、予防中心の安全管理に力を入れる。まず専門家の事前助言を経て安全管理計画の審議を強化し、メインイベントエリアを細分化して管理の隙間が生じないようにする方針だ。また、イベント主催側に人出の規模に応じた十分な安全支援人員の配置を要請し、公演場周辺と人出が集中する予想区域に集中配置する計画だ。
先端技術を活用したモニタリング体制も稼働する。ソウル市の災害安全状況室を中心にリアルタイムの都市データと防犯カメラを活用して人出の密度を特別管理し、主催側と警察・消防など関係機関と状況を共有して危機段階別の即時対応体制を構築する。公演当日には時間帯別に細分化された対策を実施し、公演前後のボトルネック区間の動線を管理し、順次の出入りを促す。公演中には人出の集中を防ぐための対策を点検し、緊急事態が発生した場合には即座に投入できるように消防・救急人員と車両を現場に配置し、非常動線も事前に確保する。

交通および歩行安全対策も並行して行う。公演当日、会場周辺の地下鉄駅は状況に応じて無停車通過の可能性を開けておき、道路規制に伴うバスの迂回運行などカスタマイズされた交通対策を適用する。また、現場のトイレを追加で確保し、歩行安全のために自転車と個人型移動装置(PM)共有サービスを中止する方針も進める。違法露店と違法駐車の取り締まりを強化し、現場の秩序を維持し、ソウル広場のステージスクリーンと電光掲示板には多言語の安全メッセージを送信し、外国人訪問客の混乱を減らす予定だ。
外国人観光客を狙った違法行為を防ぐための物価安定対策も同時に進められる。ソウル市は自治区と合同で宿泊業者の料金掲示義務遵守状況や不当な予約キャンセル誘導などを集中取り締まりする。また、伝統市場や観光密集地域には「ミステリーショッパー(暗行検査員)」を投入し、ぼったくりなどの不公正取引行為を常時監視し、オンライン旅行会社(OTA)などと業界懇談会を通じて料金の安定化を図る計画だ。Visit Seoulのウェブサイトを通じた宿泊需要の分散宣伝も強化する。
これとともにソウル市は東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)、ソウル広場、漢江(ハンガン)公園など主要拠点でストリートパフォーマンスやランダムダンスフェスティバルなど多様な付帯イベントを用意し、祭りの雰囲気をソウル全域に広げる構想だ。漢江バスを活用した特別体験イベントや近隣商業圏の文化プログラムも準備中だ。
オ市長は「国民全体が待っているようだ。王の帰還が近づいている」と述べ、「国防の義務を果たし、完全体で戻ってくるBTSのカムバックイベントはソウル市としても必要であり、感謝すべきイベントだ」と明らかにした。そして「首都ソウルの心臓である光化門でイベントが行われるということは、ソウル市にとって本当に活用すべき機会だ」と強調した。
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