2015年に公開され、304万人を動員した青春コメディ映画が25日にディズニープラスで配信が開始された。

本作は、キム・ウビン、イ・ジュノ、カン・ハヌルが主演を務め、20歳の青年たちの成長を描く『二十歳』であり、後に1,626万人を動員した大ヒット『エクストリーム・ジョブ』を製作したイ・ビョンホン監督の初の商業長編作である。
物語は、人気者のチホ(キム・ウビン)、現実感覚に優れるドンウ(イ・ジュノ)、優等生キョンジェ(カン・ハヌル)の3人が、それぞれの個性を活かしながら大人の世界に足を踏み入れる様子を描いている。高校卒業後、各々が夢・愛・友情を経験する中で起こる数々のハプニングをユーモラスに紡いでいる。
また、チョン・ソミン、イ・ユビ、ミン・ヒョリン、チョン・ジュヨンなど、助演陣が青春キャラクターに生命を吹き込み、主演3名の自然な友情とコメディ演技が見どころとなっている。

28日時点で、ネイバーフィルムの実観客評価は8.62点となっており、賛否両論が見受けられる。
ある観客は、「特別感はあったが、予想以上に平凡。しかし、本当に笑える映画で、20歳という特有の感性を感じさせる」と評価し、満点の10点を付けた。
また、別の観客は「久しぶりに心から笑えた」、「俳優陣の自然な演技が秀逸」、「程よくエロく、適度な教訓もある」と絶賛している。

一方、一部の観客からは、年レ制限に対する不満の声も上がっている。「R15+指定の理由が分からない。エロシーンはなくとも、言葉遣いはR18+相当だ」、「高校生の息子と観たが、やや不適切に感じた」といった意見がある。
ディズニープラスでの配信後も、「2020年代の若者にも共感を呼ぶ」、「3人のリアルなケミカルとユーモアが健在」、「今見ても飽きのこないセリフと演技」といった好意的な反応が多数寄せられており、時代を超えた青春映画として評価されている。
現実的かつ愉快な20歳の姿を描いた韓国の青春映画『二十歳』が、動画配信プラットフォームにおいてどのような支持を得るか、今後の動向に注目が集まっている。
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