9月5日に初放送を控えるJTBC新金曜シリーズ『マイ・ユース』が本格的にベールを脱ぎ、ドラマファンの注目を集めている。俳優ソン・ジュンギ、チョン・ウヒ、イ・ジュミョン、ソ・ジフンなど、映画とテレビ業界をまたぐ超豪華なラインナップが集結したこの作品は、ティザーポスターとオープニングティザー映像の公開だけで爆発的な反応を引き起こし、「放送前から話題沸騰しているドラマ」という言葉を実感させている。

『マイ・ユース』は『優しい男の物語』の後継作として、ソン・ジュンギとチョン・ウヒが魅せる感性豊かなロマンスである。平凡な生活を遅れて始めた男「ソン・ウへ」(ソン・ジュンギ)と、彼の人生を再び揺さぶる初恋「ソン・ジェヨン」(チョン・ウヒ)の再会を中心に物語が展開する。単なるロマンスにとどまらず、初恋という感情を通じて、忘れかけていた「自分自身」の一片を探し求める旅が繊細な感情線と温かいメッセージを伝える予定だ。
本作品は、『ユミの細胞たち』『知ってるワイフ』『恋愛の発見』などで感性的な演出が高く評価されたイ・サンヨプ監督と、『それでも僕らは走り続ける』で繊細かつ感覚的な台詞を披露したパク・シヒョン脚本家がタッグを組んでいる点でも大きな期待を集めている。制作段階からドラマファンの間では「信頼して観る組み合わせ」という評価が続いており、ティザービデオとポスター公開後、その期待は確信へと変わった。

公開されたティザーポスターは、時間が経過した後に再会した二人の瞬間を捉えている。古い日記帳に挟まれた写真のように構成されたビジュアルは、まだ満たされていない感情や物語を暗示し、「私は何度でも、いつまででも君を見つけるだろう」という文言が初恋という感情の深さを予告している。
オープニングティザー映像では、ソン・ウへのナレーションと共に4人の主人公がそれぞれの方法で初恋を思い出すシーンが交差する。「19歳の君は石のように突き出していて、いつでもフッと飛び出して足を取られた」というナレーションは、切なくも現実的な感情を刺激する。
ソン・ジュンギは今回の作品で、子役時代に一気にスターダムに上がったが、その後現実に押しつぶされ、静かな生活を選んだフローリスト「ソン・ウへ」へと変身する。平穏だった日常に初恋が再び現れ、その中で忘れかけていた自分を再び直面する人物の心情を繊細に表現する予定である。チョン・ウヒは、確固たる原則と信念を持つマネジメントチーム長「ソン・ジェヨン」を演じ、前作とはまた違った面を見せることが期待されている。
イ・ジュミョンは、独特な魅力を放つ風変わりな俳優「モ・テリン」を演じる。高校時代、校内放送で聞いたキム・ソクジュの声に心惹かれて初恋の感情を育んだ人物で、素直で豪快なキャラクターである。彼女の初恋の相手である「キム・ソクジュ」役はソ・ジフンが担当し、モ・テリンとの不思議なケミストリーを描く予定だ。さらに、ジンギョン、チョ・ハンチョル、ユン・ビョンヒ、イ・ボンリョンら実力派助演陣が出演し、ドラマの物語をしっかりと支える。
特にソン・ジュンギとチョン・ウヒの組み合わせは、公開直後から大きな話題となった。両俳優が見せる感情の繊細な流れ、そして各キャラクター間の化学反応は、本作品への最大の期待要素の一つだ。オンラインやSNSでは「もうすでにときめく」「ソン・ジュンギとチョン・ウヒの組み合わせだから絶対見る」「感性が爆発する予告」といった期待の声が相次いでいる。

このドラマは単なる初恋の回想にとどまらず、平凡さを取り戻したい人々の成長と再生を描いている。制作陣は「すべてが過ぎ去ったと思われたその場所に、再び花が咲く人々の物語」と語り、「演技の深さが異なる俳優たちが作り出す濃い感情を楽しみにしてほしい」と伝えている。
JTBC『マイ・ユース』は、9月5日金曜日午後8時50分に初放送され、毎週金曜日の夜に2回連続放送される。韓国国内ではクーパンプレイを通して見逃し配信サービスが提供され、海外視聴者はアジア・中東・アフリカ地域ではViu、アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア・インドなどの地域ではRakuten Vikiを通じて視聴可能だ。

初放送前から話題性と期待感を一手に集めた『マイ・ユース』。俳優たちの深い演技と細やかな感情線、感覚的な演出が融合し、今年の秋、またひとつの名作ドラマが誕生するのか、注目が集まっている。
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