MBCの新金土ドラマ『月まで行こう』イ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、キム・ヨンデのコミカルさを強調した第1弾ティーザー映像が20日に公開された。

『月まで行こう』は、給料だけでは生き延びられない苦境にある三人の女性が、仮想通貨投資に飛び込むことで繰り広げられる、ハイパーリアリズムなサバイバル生存記を描く。チャン・リュジン作家の同名ベストセラー小説を原作とする本作は、イ・ソンビン(チョン・ダヘ役)、ラ・ミラン(カン・ウンサン役)、チョ・アラム(キム・ジソン役)、キム・ヨンデ(ハム・ジウ役)ら、演技力と個性を兼ね備えたキャストのニュースで注目を集めている。
そんな中、俳優たちの特別な呼吸を垣間見ることができる『月まで行こう』最初のティーザーが公開された。1980〜90年代に大人気を博したアイスクリームCMをパロディした今回のティーザーは、これまでにないドラマの雰囲気に新鮮さを加え、一度見ただけでも脳裏に焼き付く強烈な中毒性を誇る。
映像ではアラビア風の衣装を完璧に着こなしたイ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラム、そしてキム・ヨンデの新鮮なビジュアルが視線を一気に奪う。コミカルなダンスをもいとわず情熱的に踊る四人の姿が印象的だ。

まず、笛を吹くキム・ヨンデの姿でシーンは始まる。軽快な笛の音に合わせ、魔法のランプから飛び出したイ・ソンビン、ラ・ミラン、チョ・アラムは「妙に変な顔だね〜」という歌詞のように体をくねらせながらリズムに身を任せる。続いてキム・ヨンデも全身をねじりながら「ツイストダンス」行列に加わる。四人の滑稽な表情と仕草が笑いを誘い、ドラマで展開される彼らの物語への好奇心をさらに刺激する。
すると突然、CM画面上にエラーメッセージが表示され雰囲気が一変。場面はコンピュータ画面を通じてCMを見ていたイ・ソンビンの視点に切り替わり、慌てふためく彼とラ・ミランがコンピュータの前で奮闘する。そこへ現れたチョ・アラムが「ジャーン! こういう時は電源を切って入れ直せばいいんですよ!」とコードを大胆に引き抜き、二人を唖然とさせる。瞬く間に残業の苦労が水の泡となり、イ・ソンビンとラ・ミランは魂が抜けたような表情を浮かべ、その姿が現実の会社員の共感を呼び起こす。
今回のティーザーは、劇中の主人公たちが勤務する会社が「マロン製菓」という設定を着想に、アイスクリームPR映像を彷彿とさせるコンセプトで『月まで行こう』のユーモアと現実の会社員の切なさを同時に描き出した。四人の主演が披露したコミカルダンスとユニークな変身はドラマの第一印象を強烈に刻み込み、今後公開されるコンテンツへの期待を高める。
MBCの新金土ドラマ『月まで行こう』は、9月19日夜9時50分に初放送予定だ。
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