韓国と日本を代表する俳優、ハン・ヒョジュと小栗旬が主演するNetflixシリーズ『匿名の恋人たち』は、公開直後からNetflixのTV部門グローバルチャートに定着し、視聴者の関心を集めている。

『匿名の恋人たち』は16日の公開以降、グローバルOTTランキング集計サイトFlixPatrolが発表したNetflixのTV部門グローバルチャートにおいて、一気に7位に躍り出た。日本ではトップの座を記録し、台湾、タイ、ブラジル、インドネシア、香港、シンガポール、ドミニカ共和国など多くの国で5位以内にランクインし、好成績を収めている。
また、韓国での人気も決して僅かではない。21日時点で、『匿名の恋人たち』は「今日の韓国トップ10シリーズ部門」で4位に上昇し、大衆の高い関心を証明している。
『匿名の恋人たち』は、潔癖症で他人と触れ合うことが困難な製菓会社の後継者「壮亮(小栗旬)」と、視線恐怖症で人前に出ることができない天才ショコラティエ「ハナ(ハン・ヒョジュ)」の、不器用ながらも愛らしいロマンスを描いている。傷を抱えた二人が互いの欠落を補いながら成長していく過程が、温かく繊細に表現されている。


全8部作で構成される『匿名の恋人たち』は、映画『君の膵臓をたべたい』で感性的な映像美を披露した月川翔監督が演出を担当し、脚本は韓国のキム・ジヒョン作家が執筆した。韓国制作会社「YONG FILM」が制作を手掛けた日韓合作作品であり、刺激的ではなく感性的な雰囲気が視聴者に癒しを伝え、高い評価を得ている。
実際に作品を鑑賞した視聴者の反応も熱く、ネットユーザーはオンライン上で「こんなにもドキドキするとは思わなかった。二人のケミストリーが本当に合っている」、「余韻がたくさん残る」、「とても面白い」、「シーズン2をください」などとコメントし、作品を応援している。
『匿名の恋人たち』は、コンテンツ制作のグローバル化が進む中、日韓合作作品の新たな可能性を示す作品として位置付けられている。日韓両国を代表する俳優が共に紡ぐ、感情豊かなロマンスがグローバルな視聴者に響く中、今後の合作コンテンツ制作への期待が高まっている。
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