
ディズニーアニメーション映画『ズートピア2』が、公開から5日で世界興行5億5,600万ドル(約864億7,251万9,022円)を突破し、歴代級の記録を打ち立てた。
ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリアは1日、『ズートピア2』が先月28日から30日の週末にかけて韓国で162万3,868人(韓国映画振興委員会基準)の観客を動員し、ボックスオフィス1位を獲得したと発表した。累計観客数は210万人に達した。
『ズートピア2』は公開5日で観客動員200万人を突破し、2016年の前作を大きく上回るペースを記録した。前作『ズートピア』は公開12日で100万人、公開24日で200万人を突破したが、今作は公開4日で100万人、5日で200万人を突破し、前作より19日も早い速度を見せている。前作の最終興行は471万人で、今作が記録を更新する可能性は極めて高い。
特に中国での勢いが圧倒的だ。公開から5日で、中国だけで2億7,200万ドル(約422億8,236万8,728円)を稼ぎ、ハリウッドアニメーション史上最大のオープニング記録を樹立した。すでに前作の中国最終収益2億3,600万ドル(約366億8,629万8,492円)を上回っている。さらに土曜日の1日だけで1億460万ドル(約162億6,318万2,891円)を記録し『アベンジャーズ:エンドゲーム』が持つハリウッド映画の中国単日最高興行記録を更新した。
公開5日間の世界興行収入は5億5,600万ドル(約864億5,100万834円)を記録し、北米1億5,600万ドル(約242億5,542万1,210円)、海外4億ドル(約621億9,338万7,718円)を合わせた数値だ。この成績は歴代全世界公開興行4位に該当し、アニメーション映画としては史上最高の公開記録となる。
1日午前7時時点の韓国国内前売り観客数は約11万9,300人で、前売りランキング1位を維持している。17日に『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が公開されるまでボックスオフィス首位を守ると見られている。
『ズートピア2』は、前作で巨大な陰謀を解決しパートナーとなったウサギ警官ジュディとキツネのニックが、わずか1週間で再び新たな事件に挑む物語だ。過去100年間ズートピアに存在しなかった爬虫類の痕跡が発見され、2人は事件の核心に迫るが、異なる価値観と行動方式が対立を生む。演出は前作に続いてバイロン・ハワード監督が担当し、ジャレッド・ブッシュ監督が新たに加わり共同演出を務めた。
前作『ズートピア』は世界興行10億2,550万ドル(約1,595億2,831万3,122円)を記録し、爆発的な人気を博した。韓国でも471万人を動員した。
今作にも前作に続きジニファー・グッドウィンとジェイソン・ベイトマンが声優として参加し、キー・ホイ・クアンがヘビのキャラクター、ゲイリー役として新たに参加した。
そのほか、週末のボックスオフィスの順位は以下の通り。
2位『ウィキッド:永遠の約束』(13万3,363人・累計78万人)
3位『グランド・イリュージョン/ダイヤモンド・ミッション』(12万2,171人・累計125万人)
4位『劇場版チェンソーマン:レゼ篇』(4万924人・累計334万人)
5位『国宝』(2万7,464人・累計11万人)
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