ハン・ソヒとチョン・ジョンソが手を組んだ映画『PROJECT Y』がメイン予告編1本で劇場を揺るがす勢いだ。破格のキャスティングと危険な選択、そして強烈なビジュアルで注目を集めている。

映画『PROJECT Y』が16日にメイン予告編を公開し話題を呼んでいる。作品は都市の真ん中で別の明日を夢見て生きていたミソン(ハン・ソヒ役)とドギョン(チョン・ジョンソ役)が人生の終わりで黒い金と金塊を盗むことになる様子を描いた犯罪エンターテインメント映画だ。監督はイ・ファンだ。


公開された予告編は地下道を歩くミソンとドギョンの姿から始まる。二人は自由そうに見えるが、周囲の人物の言葉や雰囲気からすべてを失い窮地に追い込まれた状況が明らかになる。ソック(イ・ジェギュン役)が二人を嘲笑するシーンも続く。
その後、ミソンとドギョンは「どうにか生きなきゃ」という言葉と共に局面をひっくり返すための選択に出る。ト社長(キム・ソンチョル役)の金を狙って手を組んだ二人が泥だらけで何かを掘り起こしたり、追われるように逃げるシーンなどが素早く交差し、危険な状況を予告する。

ガヨン(キム・シンロク役)は二人を刺激する言葉で緊張感を高め、狂気じみた雰囲気のト社長と共に黄牛(チョン・ヨンジュ役)、ハギョン(ユア役)など多くの人物の登場が続き、対立構図を暗示する。予告編の最後には何かを発見したように驚いたミソンとドギョンの表情と共に「完璧な計画、後悔はない」という文句が登場し、興味を引きつけて終わる。

▶ チョン・ジョンソ・ハン・ソヒ、画面外の親交が生んだ抜群の相性!
チョン・ジョンソとハン・ソヒが共演した映画『PROJECT Y』への期待感が高まる中、その中心には二人の自然なケミストリーがある。作品公開前から彼らの組み合わせが注目される理由は、演技の呼吸を超えて実際の現場で築いた親密感が画面内にそのまま引き継がれている点だ。
二人は1994年生まれの同い年で、撮影過程で急速に親しくなったとされる。現場では互いに気軽に接し、待機時間にも会話をよく交わす姿が捉えられ、この雰囲気は演技にも影響を与えた。
演技スタイルは異なるが、その違いも『PROJECT Y』の強みとして作用する。チョン・ジョンソは直線的で強いエネルギーでシーンを引っ張り、ハン・ソヒは繊細な感情線でそれを受け止めてバランスを取る。一方が感情を押し出すと、もう一方が流れを整理する構造が繰り返され、人工的でない関係性が形成された。
このように画面外の親交と相互信頼を基に完成したチョン・ジョンソとハン・ソヒの呼吸は『PROJECT Y』への期待を高める重要な要素とされる。二人が生み出すリアルなケミが作品のストーリーとどのように絡むのか、観客の関心が自然に集まっている。
『PROJECT Y』は2026年1月21日に劇場公開予定だ。
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