ソ・イェジが演劇の舞台に復帰する。

29日、ソ・イェジの所属事務所サブライムは「ソ・イェジが来年1月30日に開幕する演劇『死の賛美』に出演する」と明らかにした。2022年に終了したtvN『イブの罠』以来、4年ぶりの本業復帰だ。ドラマや映画ではなく、演劇に初めて挑戦する。
演劇『死の賛美』は1920年代の激動の時代を生きた芸術家たちの愛、そして最後まで諦められなかった自由への渇望を描いた作品だ。『死の賛美』でソ・イェジは時代を揺るがした不運のソプラノ、ユン・シムドク役で登場する予定だ。
ユン・シムドクは時代の抑圧の中でも芸術と愛、そして自らの選択を手放さなかった複雑な内面を持つ人物だ。特に今回は悲劇的な運命に巻き込まれる人物ではなく、自らの人生と関係を自分で決定する主体的な存在として再構成された。これまで繊細な演技力を見せてきたソ・イェジがどのようにユン・シムドクを表現するのか注目が集まっている。
また、2026年シーズンはキャラクターたちが立体的に展開される予定であるため、これまでドラマや映画で強力な演技力を見せてきたソ・イェジの変身が作品の完成度を高めるのに寄与するだろう。ソ・イェジの初の演劇デビュー作である『死の賛美』は2026年1月30日(金)から3月2日(月)までソウル世宗文化会館Mシアターで上演される。

一方、ソ・イェジは2013年tvN『じゃがいも星2013QR3』を通じて芸能界にデビューした。その後『サイコだけど大丈夫』、『君を守りたい~SAVE ME~』、『明日の記憶』など様々な作品で活躍した。しかし2021年に元彼のキム・ジョンヒョンをガスライティングしたという疑惑が浮上し、すべての活動を中断した。
当時、ソ・イェジはキム・ジョンヒョンを「キム・タクタク(堅苦しいの意)」と呼び、相手の俳優に硬く接するよう要求したとされている。公開された会話には、ソ・イェジがキム・ジョンヒョンに「スキンシップNO NO」、「キム・タクタクさん、スキンシップは全部抜いてください」と言った内容が含まれていた。論争後、活動を中断していたソ・イェジは2022年tvNドラマ『イブの罠』に出演したが、学歴詐称疑惑などが提起され、再び自粛期間を持った。
当時の学歴詐称疑惑について、ソ・イェジの所属事務所は「スペイン・マドリードにある『マドリード・コンプルテンセ大学』に合格通知を受けて入学準備をしていた事実はあるが、その後韓国での活動を始めたため、正常に大学に通えなかった」と公式に見解を示した。
最近、ソ・イェジはキム・スヒョンとの噂について直接釈明した。彼は3月に自分のファンカフェに外国人ネットユーザーのコメントをキャプチャした写真を共有し、「私は彼(キム・スヒョン)と彼の兄(いとこ)とは全く関係がない」と明らかにした。そして「私も人間なので、本当に辛くて、苦しくて、飽き飽きして、悲しくて、息が詰まる。耐えて耐えて、もうやめてほしい」と吐露した。
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