初回の視聴率が3%と控えめなスタートを切った韓国ドラマが、多彩な大作を抑えて統合コンテンツランキング1位に浮上した。この作品は女優パク・ボヨン主演のtvNドラマ『未知のソウル』である。初回の放送からわずか4週間で視聴率を3%から7%台にまで伸ばし、週間ランキングの首位に躍り出た。

OTT統合検索プラットフォーム「Kinolights」が今月17日に公表した6月の第3週(9~15日)ランキングでも『未知のソウル』が1位を記録した。初公開から10日連続で1位を記録していたNetflixの大作『広場』を退けた。
パク・ボヨンは一卵性双生児ユ・ミジ、ユ・ミレを一人二役で演じる。外見のみ似ている姉妹が人生を入れ替え、愛と生きる意味を探すロマンチックな成長劇で、彼女の演技に高い評価が寄せられる。

今月15日、韓国で放映された第8話は韓国の首都圏の平均視聴率で8.3%、瞬間最高視聴率9.2%。全国の平均視聴率7.4%、最高視聴率8.2%でケーブル・総合編成チャンネル同時間帯1位を獲得した。20歳~49歳の視聴率も首都圏3.2%、全国3.4%で全チャンネルのトップである。
第8話の放映分では、亡き父とうり二つのパク・サンヨン(ナム・ユンホ扮)が登場し緊張感が最高潮に達した。
「Kinolights」が今月17日に公表した6月の第3週(9~15日)ランキングで2位に輝いたのはドリームワークスの人気アニメを実写化した映画『ヒックとドラゴン』。2010年に韓国で259万人を動員した作品で、実写版は公開2週目の週末、ボックスオフィス1位となった。
続きの3位はNetflixオリジナルシリーズ『広場』である。俳優ソ・ジソプ主演のノワールアクションで、ホ・ジュノ、コンミョンらの実力派が共演した。公開した直後に44か国でTOP10入りを果たし、非英語シリーズ2位を記録した。

4位は臓器移植で超能力を得た5人を描く映画『ハイタッチ』である。累計観客150万人を突破し、韓国のボックスオフィス1位を獲得した作品だ。
5位はJTBCドラマ『グッドボーイ』である。俳優パク・ボゴムがメダリスト出身の新人警官を演じ、第6話は韓国で全国視聴率6.2%、首都圏視聴率5.9%で自己最高視聴率を更新した。

6~10位には、韓国映画『神明』、SBSドラマ『私たちの映画』、チャンネルAバラエティー番組『ハートペアリング』、GenieTV『隠し味にはロマンス』、MBCドラマ『労務士のノ・ムジン』が続いた。
『未知のソウル』は人生交換契約の期限が迫り、各キャラクターの秘密が明らかになることで緊張感が高まっている。イ・ホス(イ・サンヨプ扮)とヨム・ブンホン(キム・ソニョン扮)が血縁でない事実など、新しい展開が視聴者を引きつけている。
第9話は今月21日(土)21時20分、韓国で放映される予定だ。
視聴率推移
1話(2025.05.24) 全国3.6%/首都圏4.2%
2話(2025.05.25) 全国5.0%/首都圏5.6%
3話(2025.05.31) 全国4.5%/首都圏5.4%
4話(2025.06.01) 全国5.9%/首都圏6.5%
5話(2025.06.07) 全国4.4%/首都圏4.9%
6話(2025.06.08) 全国6.4%/首都圏7.1%
7話(2025.06.14) 全国6.5%/首都圏6.7%
8話(2025.06.15) 全国7.4%/首都圏8.3%
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