俳優イ・ボヨンとイ・ミンギの極限の対峙が予告された。

MBCドラマ『メリー・キルズ・ピープル』(演出パク・ジュヌ/脚本イ・スア)側は21日、イ・ボヨンとイ・ミンギのスチール写真を公開し、初放送への期待感を高めた。
8月1日午後10時に初放送されるMBCドラマ『メリー・キルズ・ピープル』は、治療不可能な患者の安楽死を支援する医師と彼らを追う刑事の物語を描くサスペンスドラマだ。イ・ボヨンは劇中で生と死の境界で安楽死を手助けする救急医学科医ウ・ソジョン役を、イ・ミンギは手術ができない脳腫瘍で余命宣告された患者チョ・ヒョンウ役を演じる。
公開された写真でウ・ソジョンとチョ・ヒョンウは冷たい眼差しで互いを見つめ合う。ウ・ソジョンは揺れる瞳ににじむ動揺を抑えながら衝撃を隠し、チョ・ヒョンウは疑念を帯びた鋭い眼光でじっと彼女を見据える。二人の疑いと引かれ合いが交錯する複雑な表情は、死を助ける医師と死を選んだ患者が対立する理由への好奇心をあおる。

制作陣は「イ・ボヨンとイ・ミンギが互いに向ける180度異なる視点と感情をそのまま眼差しに込めたシーン。二人の幅広い演技が『メリー・キルズ・ピープル』を動かす核心になる」と自信を示した。
『メリー・キルズ・ピープル』は2013年SBS演技大賞を受賞したイ・ボヨンのほか、イ・ミンギ、カン・ギヨン、ペク・ヒョンジン、クォン・ヘヒョ、キム・テウなどの実力派俳優が集結し、高い完成度の演技を届ける。また『復讐代行人〜模範タクシー〜』『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』のパク・ジュヌ監督と、映画『ヴィーナス・トーク~官能の法則』『僕の特別な兄弟』、ドラマ『失業手当ロマンス』のイ・スア作家がタッグを組み、同名のカナダドラマを原作に制作される。
最近公開された「緊張感ティザー」でもドラマは好奇心を刺激した。
ソジョンとヒョンウが向き合い「送ってあげるよ、あなたが望む場所へ」と涙声で語るソジョンと切ない眼差しのヒョンウが不吉さを漂わせる。続く「患者に薬物を打って死なせる手助けをすると?」という会話のあとで、シャンパンを飲むチェ・ガンユン(イ・サンユン)とカルテを持つウ・ソジョンが登場。「患者に死を処方する」というフレーズが掲げられ緊迫感が増す。映像終盤では「必ず捕まえる」と言うヒョンウと「私は無罪。絶対捕まらない」と返すソジョンが真っ向からぶつかり、激しい心理戦を予告した。
ドラマは公開後、視聴者の期待を一身に集めている。ティザーを見たネットユーザー は「本当に面白そう」「イ・ボヨン主演のジャンル作品は外れなし」「ラインナップ 最高」「リアタイ決定」「ヒットの予感」など熱い反応を示した。
『メリー・キルズ・ピープル』は8月1日夜10時に初放送される。
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