初回視聴率1.7%から、わずか1話で2%に上昇したドラマが注目を集めている。

話題の作品は、21日にスタートしたENAドラマ『アイショッピング』。22日放送の第2話は全国2.0%(ニールセンコリア)を記録し、初回1.7%から0.3ポイント上昇、首都圏では瞬間最高2.6%、全国では2.5%と自己最高記録を更新した。
本作は、養子に出された子どもを「返品」できるという衝撃の設定で放送前から注目を浴びた。違法養子組織や児童売買といった重いテーマを真正面から扱い、既存のドラマとは一線を画す展開が繰り広げられている。

第2話では、返品された子どもたちのリーダーであるキム・アヒョン(ウォン・ジナ)が、子どもたちを除去しようとする秘密組織に対して反撃を開始。行方不明のウ・テシク(チェ・ヨンジュン)の後任として仲間を率い、安全圏を目指す中、テシクの遺品から巨大な違法養子ネットワークの実態を突き止める。
さらに、ソミ(イ・ナウン)の養父であるハン・チョルス(イム・ジェミョン)が登場し、緊張感は最高潮に。表向きは尊敬される小学校の校長だが、裏では汚れた秘密を抱え、ソミを「品質不満」というとんでもない理由で捨てた人物であることが明かされる。ジュアン(アン・ジホ)が女装して接近する中で、ソミが返品された真相と母親の行方が明らかになり、視聴者を驚かせた。
ラストで鳴った銃声は、次回への期待を一気に高める。ハン・チョルスの悪行に激怒したソミがどのような決断を下すのか、今後の展開に注目。

同日の放送では、キム・セヒ(ヨム・ジョンア)の正体も徐々に明らかに。彼女が理想の子どもを作ろうとする中で、娘の名前がキム・アヒョンと同一であることが判明し、二人の関係性を示唆する伏線が張られた。
原作のウェブ漫画『アイショッピング』は、2017年SPPウェブ漫画アワードで最高創意賞を受賞し、累計閲覧数5,100万回を突破したヒット作。ドラマ版は、ウォン・ジナ、ヨム・ジョンア、チェ・ヨンジュンのような実力派キャストの熱演に加え、デックス(チョン・ジニョン)やイ・ナウンなど新進気鋭の顔ぶれが加わり、完成度をさらに高めている。
視聴者からは「テンポが速く時間を忘れる」「現実以上に残酷だが目が離せない」「ヨム・ジョンアの悪役ぶりが見事」といった声が上がり、大胆な題材に対する賛否はあるものの、演出と完成度には高評価が続いている。
演出はオ・ギファン、脚本はアン・ソジョン、制作はグループエイトとテイクワンスタジオが担当。 第3話は28日午後10時にENAで放送予定で、OTT「TVING」でも同時配信される予定だ。
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