
俳優クァク・ドウォン(51)は、飲酒運転容疑で活動を休止してから3年ぶりに、演劇で芸能界へ復帰する。
5日、劇団テンマルの情報によると、10月9~10日に国立劇場タルオルム劇場で上演される演劇『欲望という名の電車』に出演するという。
『欲望という名の電車』は1974年に発表され、劇作家テネシー・ウィリアムズにニューヨーク劇批評家協会賞やピューリッツァー賞をもたらした名作である。
映画化もされた本作では、ブランシュ役のヴィヴィアン・リーとスタンリー役のマーロン・ブランドが見事な演技を披露し、第24回アカデミーで主演女優賞、主演男優賞、助演男優賞、さらに美術賞4部門を受賞した。
ソン・ソンミとハン・ウンジョンがブランシェ役を担当し、クァク・ドウォンはスタンリー役で舞台に立つ。さらに、オ・ジョンヨンがステラ役、ペ・ギソンがミッチ役を演じ、その他の出演者は後日発表される予定である。
クァク・ドウォンは2022年9月、飲酒運転容疑で起訴され、活動を休止した。当時、彼は酒を摂取した状態で自家用車を運転し、済州市翰林邑(チェジュ市ハンリムウプ)の金陵里(クムヌンリ)から涯月邑(エウォルウプ)へ向かう途中、通報を受けた警察により摘発された。
警察の測定によれば、彼の血中アルコール濃度は0.158%に達し、免許取消基準(0.08%)を大きく上回っていた。なお、彼は2023年6月、裁判所から略式命令として罰金1,000万ウォン(約106万1,593円)を科せられた。
以前、クァク・ドウォンが主役を務めた映画『消防士 2001年、闘いの真実』は昨年公開されたが、制作報告会、報道先行上映、インタビューなどの宣伝活動には参加できなかった。
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