
「千万俳優」マ・ドンソク主演のKBS2TVドラマ『TWELVE トゥエルブ』が初回放送から好反応を得て、力強いスタートを切った。
視聴率調査専門会社ニールセンコリアの集計によると、23日に放送されたKBS2TVドラマ『TWELVE トゥエルブ』第1話の視聴率は、全国世帯基準で平均8.1%、首都圏世帯基準で平均7.2%をそれぞれ記録した。
KBS2TVドラマ『TWELVE トゥエルブ』第1話は、23日(土)に放送された地上波、総合編成チャンネル、ケーブル放送のすべての番組の中で全体視聴率2位を記録。この日、同時間帯の地上波・総編・ケーブルドラマ視聴率ランキングでは1位を占めた。まさに初回放送から視聴者の反応は熱かった。
23日放送の第1回では、十二支神のリーダーで虎の天使、同時に貸金業者「エンジェルキャピタル」の代表として生きるテサン(マ・ドンソク)が物語の幕を開けた。
テサンは刑務所に収監中のヤンス(シン・スンヒョン)を訪ね、「元金10億ウォン(約1億625万円)に利子10億ウォン(約1億625万円)、今日を過ぎれば22億ウォン(約2億3,375万円)だ」と言い放ち、書類を突き付けた。続けて「過去100年間、金を回収できなかったことは一度もない」という台詞とともに特有のカリスマを放ち、作品の緊張感を極大化した。
刑事であり十二支神の管理者マロク(ソン・ドンイル)との駆け引きも作品の面白さを加えた。金を貸してほしいというマロクに対し、「刑事が金もなくみすぼらしく歩き回ってみろ。それがもっと惨めだ」と毒舌を浴びせながらも、結局金を渡し、強さの中に人間的な一面も見せた。

東洋の十二支をモチーフにした本作は、人間を守るため人間の姿で生きる十二人の天使たちが悪の勢力と戦うアクションヒーロー作品だ。本作はマ・ドンソクが直接企画段階から参加したことで話題となった。マ・ドンソクにとって10年ぶりのドラマ復帰作でもある。
出演したマ・ドンソクは、20日にソウル九老区(クログ)
のアンバサダーソウルプルマンホテルで開かれたKBS2TV・ディズニープラスドラマ『TWELVE トゥエルブ』制作発表会で、東洋的なヒーロー作品を作りたかったと明かした。
マ・ドンソクは「以前から東洋的な色合いのあるヒーロー作品をやってみたかった。十二支神には韓国的な魅力もあって独創的な素材だと思った」と語った。
続けて「ハン・ユンソン監督と私が初期から一緒に脚本を書き、互いにやり取りしながら何日も徹夜した。登場人物が多く、ストーリーもファンタジーなので、世界観と叙事を作るのに非常に長い時間がかかった」とし、「十二支神は(韓国だけでなく)他のアジアの国々でも使われているので、これを基にスーパーヒーローを作れば世界的にも共感を得られ、新鮮な楽しさがあるのではないかと思った」と付け加えた。
華やかなキャスティングでも話題を集めた。虎を象徴する天使たちのリーダー・テサン役はマ・ドンソクが直接務めた。猿を象徴するウォン・スン役は俳優ソ・イングク、龍のミル役はイ・ジュビン、犬を描写したカン・ジ役はカン・ミナがそれぞれ演じた。彼らと対峙するカラスを象徴する悪役オギュ役にはパク・ヒョンシクが、十二天使を助ける管理者マロク役にはソン・ドンイルがキャスティングされた。
ドラマ『TWELVE トゥエルブ』は毎週土・日曜午後9時20分にKBS2TVで放送される。第2話は24日に放送され、放送直後にディズニープラスでOTTプラットフォーム独占配信される。
コメント0