韓国の料理サバイバルを世界に知らしめた『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』がシーズン2の公開日を確定した。

2日午後2時、NetflixはJW東大門マリオットホテルで「Netflixバラエティフェスティバル2025」メディアイベントを開催。この場でNetflixのユ・ギファンディレクターが今後公開予定のバラエティ作品について発表した。
最大の注目作は『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』の続編だ。本作は、味では誰にも劣らないと評価される在野の達人「黒スプーン」シェフたちと、大韓民国最高のスターシェフ「白スプーン」たちが激突する100人規模の料理階級戦争である。
豪華キャスティングで放送前から話題
『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』では飲食業界の大家ペク・ジョンウォンと、当時韓国内唯一のミシュラン三つ星シェフ、アン・ソンジェが審査員を務め、歴代級の組み合わせが実現した。目隠しで料理を試食したり、誰もが納得する緻密な評価を提示するなど、客観的かつ公正な審査で視聴者の満足度を高めた。

出演した黒スプーンと白スプーンのシェフたちも豪華だった。ベテランシェフの真摯な物語は視聴者の心をつかみ、有名シェフから隠れた実力者まで総出動した。
白スプーンには、JTBCの料理バラエティ『冷蔵庫をお願い』で注目を浴びた有名シェフ、チェ・ヒョンソクをはじめ、中華料理の巨匠ヨ・ギョンレ、チョン・ジソン、ミシュランシェフのファブリ、パン・ギス、キム・ドユン、さらに各種料理オーディション優勝者のエドワード・リー、チェ・ガンロク、イ・ヨンスクらが顔を揃えた。
黒スプーン側には「ナポリマフィア」「イモカセ1号」「給食大家」「隠れた天才」「料理する変人」「中華の女神トリプルスター」などユニークな異名を持つシェフたちがスターとなった。
彼らはラウンドごとに次元の違う料理を披露し、視聴者はもちろん審査員までも驚かせ、韓国料理界の水準を引き上げたと評価された。
百想芸術大賞&Netflix1位まで獲得
『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』は公開されるや大きな話題を呼んだ。昨年の秋夕連休に合わせて公開され、韓国人の注目を一気に集めた。

出演者のペク・ジョンウォン、アン・ソンジェ、チェ・ヒョンソク、エドワード・リーらは当時、バラエティ出演者話題性ランキングで上位に名を連ねた。彼らの経営するレストランは常に行列待ちが基本で、予約は数万件以上殺到し、数か月先でなければ食事できないほどだった。レストラン予約アプリ「Catch Table」では『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』専用コーナーまで作られるほどであった。一部のシェフはコンビニや大手フランチャイズとコラボし、独自メニューを発売することもあった。
その波及力が認められ、『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』は第61回百想芸術大賞で有力候補だったNetflixドラマ『おつかれさま』を抑え、放送部門大賞を受賞する栄誉を手にした。
さらに本作は世界中を魅了。Netflix韓国バラエティ史上初めて3週連続でNetflixグローバルTOP10非英語部門1位を達成する快挙を成し遂げた。
シーズン2、ゴードン・ラムゼイ出演の可能性も
『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2では、さらにスケールアップし、より熾烈になった黒白シェフたちの真っ向勝負が繰り広げられる。

最大の見どころは新たな挑戦者だ。より強力な経歴と実力を持つ料理の匠が登場するとみられる。担当PDは「世界最高のシェフ、ゴードン・ラムジーをキャスティングしたい」と語り、実際の出演可否が注目される。彼らはシーズン1同様、既存の名声を置き去りにし、料理そのものの価値で評価される。どんな新たな技術と哲学で視聴者を魅了するのかがポイントとなる。
『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2は前シーズンの成功フォーミュラを踏襲し、安定した面白さを保証する計画だ。特にペク・ジョンウォンとアン・ソンジェ審査員のケミは健在とみられる。ペク・ジョンウォンの鋭い洞察力とアン・ソンジェの専門性が審査に深みを加える。ここに複雑で予測不能なミッションが加わり、さらにアップグレードされた緊張感とスリルが待ち受けている。
料理キャリアの階級を超えた真の勝負が間もなく始まる。
『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2は12月、Netflixで独占公開される予定だ。
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