ユーモアと緊張感を行き来する映画『グッドニュース』に注目が集まっている。

8日、Netflix映画『グッドニュース』の公式ティーザー予告編が公開された。『グッドニュース』は1970年代、何としてでもハイジャックされた旅客機を着陸させようと集まった人々の怪しい作戦を描いた作品である。
先立って第50回トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門で上映され、没入感の高いストーリーと個性あふれるキャラクター、ユニークな演出で注目を集め、大きな期待を背負っている。さらに、確かな演技力のソル・ギョング、繊細な表現力で注目される新鋭ホン・ギョン、多彩な演技スペクトラムを誇るリュ・スンボムら実力派俳優陣に加え、山田孝之や笠松将など日本の俳優たちも強烈な演技を披露する予定だ。
この日公開された予告編では、平壌へ向かう日本の旅客機を地上からハイジャックしなければならないという奇想天外な作戦が描かれ、視線を集めた。




切迫した状況の中、正体不明の解決士アムゲ(ソル・ギョング)に対し、中央情報部長パク・サンヒョン(リュ・スンボム)は何としても事態を収拾するよう命じる。方法を問われたアムゲの答えは「うまくなだめて」であり、『グッドニュース』特有の意表を突くユーモアを垣間見せた。
続いて、「ではここを…北朝鮮だと言ってもいいでしょうか」と奇抜で危険なアイデアを提案する空軍中尉ソ・ゴミョン(ホン・ギョン)は、任務の重圧と葛藤する姿を見せ、果たして作戦を無事成功させられるのか関心を高めた。
また、金浦を平壌に変えるという壮大なスケールの作戦を設計・指揮するアムゲの姿と重なった「嘘のようなニュース」というコピーは、一寸先を予測できない物語への期待を募らせる。アムゲ、ソ・ゴミョン、パク・サンヒョン、そして日本の運輸政務次官シンイチ(山田孝之)らハイジャック事件に集った人物たちが険しい表情でどこかを見つめる場面は独特の雰囲気を醸し出し、ウィットに富んだユニークな演出によって一層興味深い物語を予感させる。
『キル・ボクスン』『キングメーカー 大統領を作った男』など多彩なジャンルの作品を手掛けてきたピョン・ソンヒョン監督の特色ある演出と予測不可能な展開、個性豊かなキャラクター同士の対立を描く『グッドニュース』は、視聴者に新鮮な楽しさを届ける見通しだ。
実際、予告編を見た視聴者の反応も熱い。「トロント映画祭に招待されて海外レビューもすごく良かったらしい。期待大」「予告編いいね」「本当に楽しみ」「ホン・ギョンがワールドクラスになりそう」「見ないわけにいかない」「絶対観る」「ピョン・ソンヒョン×ソル・ギョングにリュ・スンボム、ホン・ギョンなら観るしかない」などのコメントが寄せられ、熱烈な期待感が表れた。
映画『グッドニュース』は10月17日、Netflixで独占配信される。
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