韓国の名優、ハン・ソッキュの出演で話題となったtvNドラマ『シン社長プロジェクト』のハイライト映像が公開された。

今月8日に、YouTubeチャンネル「tvN Drama」を通して公開されたハイライト映像では、シン社長(ハン・ソッキュ扮)が次々と事件を解決する愉快な姿が描かれている。
『シン社長プロジェクト』は、かつてあらゆる困難を乗り越えた最高の交渉人であったシン社長が、引退後に平凡なチキン店の経営者として生きる物語だ。彼は庶民の対立を解消する「紛争解決のヒーロー」として活躍する。熟練の技と巧みな話術で、隣人の騒音、ペットを巡る争い、駐車トラブルなど、日常のコミュニケーション不全を打破する。
この作品は、一見些細なエピソードを通して現代人の心に響く笑いと温かい慰めを提供する。製作スタッフは「他人の言葉より自分の言葉が大切な時代に、真の交渉の意味を示したかった」と語っている。

ハン・ソッキュは2010年代より韓国のテレビドラマを代表する俳優としても活躍し、ドラマ出演すればその年の演技大賞はほぼ彼のものだった。代表作『浪漫ドクター キム・サブ』は韓国で平均視聴率20.7%を記録し、去年はMBCドラマ『こんなに親密な裏切り者』でMBC演技大賞を受賞した。
この作品は、ハン・ソッキュのこれまでにない演技の変身への期待をさらに高める。これまでSBSドラマ『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズやMBCドラマ『こんなに親密な裏切り者』などで重厚な専門職キャラクターを演じてきたが、今回はコミカルなながらも愉快な演技を披露すると期待される。
さらに、ハン・ソッキュは1990年にデビュー以降、tvNのドラマ初出演する。35年ぶりの新たな挑戦ということで、ドラマの完成度も非常に高いと予想される。

ハン・ソッキュの隣には、頼れる協力者としてチョ・フィリップ役のペ・ヒョンソンと、率直で遠慮のないMZ世代の配達員、イ・シオン役のイ・レが加わり、新鮮なケミストリーを生み出す。チョ・フィリップは、シン社長が経営するチキン店で黙々と仕事をこなし、頼れるアシストを務める。一方、イ・シオンは、同店で働く意欲あふれるMZ世代の配達員で、その率直さと力強い魅力により作品に活力を注ぐ。
演出は、SBSドラマ『六龍が飛ぶ』や『ファースト・レスポンダーズ』で演出を手がけたシン・ギョンスPDが担当し、期待感をさらに高めている。シンPDとハン・ソッキュのコンビは、SBSドラマ『根の深い木』で共同演出と主演を務め、韓国で全国視聴率25.4%という記録を打ち立てた。
『シン社長プロジェクト』は、ドラマ『初、恋のために』の放映終了後、今月15日の午後8時50分から毎週月曜・火曜に韓国でオンエアされる。
コメント0