『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫』、『となりのMr.パーフェクト』などで名前と顔を広く知られる俳優ユン・ジオンが、撮影中のドラマから突然降板した。

17日、ニュース1単独報道によると、ユン・ジオンは来年放送予定の チャンネルA の新ドラマ『子供ができました』から降板するという。
本作は7月から撮影を開始し、現在第6部まで台本が完成していると伝われた。ユン・ジオンは先週まで撮影に参加し、今週も予定されていたが、最近の飲酒運転発覚を受けて降板が避けられなくなったとみられる。関係者は降板の知らせを全く把握しておらず、困惑を隠せなかった。当初、今年12月まで撮影が続く予定であったため、すでに半分近く進行している状況で俳優交代が避けられなかったという。
『子供ができました』は NAVERの人気ウェブ漫画を原作としたリバーシブル・ロマンティックコメディーだ。今世で結婚はないと宣言していた男女が、偶然の一夜の逸脱で子をもうける展開を描く。独特な設定と原作ファン層の支援により、制作初期から関心を集めた。放送時期は来年上半期を予定している。しかし、主役の途中降板という変数により、制作陣の苦慮は深まるに違いない。

ユン・ジオンは2013年に演劇舞台でデビュー。以降、着実にドラマと映画に出演し、俳優としての地位を広げてきた。2019年、JTBCドラマ『恋愛体質〜30歳になれば大丈夫〜』で注目され、『恋するイエカツ』、『君は私の春』、『智異山<チリサン>~君へのシグナル~』、『明日』(2022)などの重要な作品で脇役として活躍した。
昨年は『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』、『偶然かな。』に連続して出演し、世間的な 知名度 を高めた。また、最新作に含まれる『となりのMr.パーフェクト』では チョン・ヘイン、チョン・ソミン、キム・ジウン と共演し、記者のカン・ダンホ役を担当、信念と原則を守るキャラクターとして視聴者に強烈な印象を与えた。特に劇中、ジョン・モウム(キム・ジウン)とのロマンスは多くの話題を呼んだ。
ユン・ジオンの突然の降板の背景には、最近の飲酒運転発覚がある。具体的な経緯や処罰の程度は未だ公開されていないが、事実が明るみに出ると同時に降板が決定されたとみられる。大衆の否定的な世論や放送局の信頼問題を踏まえると、主役として作品を最後まで牽引するのは不可能との判断が働いたと解される。
韓国芸能界では、飲酒運転は単なる個人的なミスではなく、社会的責任の問題に繋がる。特に俳優の場合、イメージと信頼が競争力であるため、今回の事件はユン・ジオンのキャリアにかなりの打撃を与えると見られる。

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