
公開までまだ時間があるが、予約率1位を獲得し期待を集めた韓国映画が話題となった。
来週水曜日の10月29日に韓国劇場で公開される韓国映画『ファーストライド』は、公開前から映画ファンの注目を集めている。
19日、韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網の集計によると、『ファーストライド』は予約観客数3万6,237人(午後5時基準)を記録し、「リアルタイム予約率」全体で1位となった。予約率は20.8%だ。
同じ時刻のリアルタイム予約率で2位は日本アニメ映画『劇場版「チェンソーマンレゼ篇」』(3万5,077人)、3位は『G-DRAGON [Übermensch] TOKYO LIVE IN CINEMA』(9,894人)がそれぞれ占めた。
19日に予約率1位を記録した『ファーストライド』は、最後までやるテジョン(カン・ハヌル)、明るいドジン(キム・ヨングァン)、イケメンのヨンミン(チャウヌ)、目を開けたまま眠るクムボク(カン・ヨンソク)、愛らしいオクシム(ハン・ソナ)ら、24年の友情を育んできた仲間たちが初めて海外旅行に出かける過程を愉快に描いたコメディ映画だ。
俳優カン・ハヌルは先月25日、ソウルCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで行われた『ファーストライド』制作報告会にて、台本だけでなく撮影現場でも、俳優たちと長い間共に過ごしてきた友人のように楽しく演技したと語った。
カン・ハヌルは「古い友人といると、会社のどの職級にいても面白く、どこか馬鹿らしさを感じるが、今回はまさにそんな感じだった」と述べ、「最初は笑いをこらえようとしたが、一場面ごとに素晴らしい部分が多く、ただただ笑ってしまった」と語った。
カン・ハヌルは映画『ラブリセット30日後、離婚します』に続き、『ファーストライド』でナム・デジュン監督との作品を2年ぶりに披露した。両作品ともコメディジャンルだ。カン・ハヌルは「こんなに早い時期に再会する監督は他にいなかった」とし、「お互いのスタイルを理解しているので、長い話をする必要もなかった」と明かした。

ナム・デジュン監督は「カン・ハヌルは、僕が書き演出する作品を最も味わい深く表現してくれると感じている」とし、「今回も僕の予想を超える素晴らしい演技を見せてくれた。現場でカン・ハヌルに『君とだけ作品を作っても良い』と言いたくなるほど満足だった」と称賛した。
ナム・デジュン監督は、共演したキム・ヨングァン、カン・ヨンソク、ハン・ソナ、チャウヌのキャスティングも完璧だったと満足感を示した。
ナム・デジュン監督は「編集版を見た結果、ハン・ソナを選んだことが正解だったと証明された」とし、「チャウヌが演じたヨンミンは彼でなければ成立しなかったが、ちょうどチャウヌ自身もコメディーに挑戦したかったため、お互いの必要が見事に合致した。これは先祖から授かった福だ」と語った。
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