全世界を欺いていたマジック詐欺団が9年ぶりに劇場に戻ってくる。

映画『グランド・イリュージョン3』の今秋公開を前に、輸入・配給会社ロッテエンターテイメントが3日に2本目の予告編を公開し、ファンの熱い期待を集めている。
生え抜きメンバーの再会と新しい顔
公開された映像にはジェシー・アイゼンバーグ、ウディ・ハレルソン、デイヴ・フランコ、アイラ・フィッシャーなど生え抜きメンバーである「フォー・ホースメン」が再び姿を現す。今回の3作目ではダイヤモンド密売と麻薬流通で不法資金を洗浄する悪役ロザムンド・パイクが登場し、緊張感を高める。また、ジャスティス・スミス、ドミニク・セッサ、アリアナ・グリーンブラットといった新しいマジシャンたちも参加し、多様なキャラクターのシナジーを予告している。
今回の3作目の演出は『ゾンビランド』、『ヴェノム』、『アンチャーテッド』などハリウッドのヒット作を手掛けたルーベン・フライシャー監督が担当した。
前シリーズのストーリー要約

『グランド・イリュージョン』シリーズはマジックを通じて腐敗した権力者たちを懲らしめる詐欺劇を描いてきた。
1作目(『グランド・イリュージョン』)は「フォー・ホースメン」がマジックショーを利用して銀行の巨額を盗むなど、爽快な詐欺劇を繰り広げる。彼らは巨額の金を盗むが、最終的には自らの背後にいる秘密結社「アイ(The Eye)」に招待されることになる。
2作目(『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』)では、アイに取り込まれたホースメンが新しい任務を遂行する最中、マジック技術で復讐を夢見る天才開発者の罠にはまる。ホースメンはこの罠を逆手に取り、爽快な反撃マジックを披露する。
『グランド・イリュージョン3』の内容と興行記録
『グランド・イリュージョン3』は詐欺マジシャン集団「ホースメン」がハートダイヤモンドを盗むため、地上最高のマジックショーを繰り広げながら不正資金を追跡する過程を描いたブロックバスターだ。

シリーズは韓国で1作目(271万人)と2作目(310万人)を合わせ、総581万人以上の観客を動員した。全世界の累積収益は約6億8,662万ドル(約1,050億円)に達し、圧倒的な興行を記録した。この人気を受け、制作会社ライオンズゲートは『グランド・イリュージョン』シリーズ4の制作を公式に発表し、ルーベン・フライシャー監督が4作目の演出も担当する契約を結んだ。
YouTubeコメント反応、「9年待った、音楽から完璧!」
予告編が公開された直後、YouTubeにはファンの熱い反応が続いている。「本当にこのシリーズを待っていたら首が長くなった」、「オリジナルメンバーがそのまま出てきてとても嬉しい」、「音楽から演出まで完璧に戻ってきた感じだ」というコメントが相次いだ。一部のファンは「2作目以降ずっと待っていた」、「劇場で絶対見る」と期待感を隠さなかった。新しいメンバーの参加についても、「新鮮な組み合わせが期待できる」、「既存チームとのケミが気になる」といった肯定的な反応が多く、今回の作品への期待感をさらに高めている。
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