TV CHOSUNが意気込んで放送した初の月火ミニシリーズ『次の人生はないから』が、放送2回目で視聴率1.5%(以下全国基準、ニールセン・コリア提供)に下落し、残念なスタートを切った。キム・ヒソン、ハン・ヘジン、チン・ソヨンという華やかな主演陣にもかかわらず、初期の反応は期待に届かなかった。

『次の人生はないから』はTV CHOSUNが開局以来初めて編成した正式な月火ミニシリーズだ。10日午後10時に初放送を開始し、育児と仕事、現実に疲れた40代女性3人の人生リブートを描くコメディ成長劇を標榜した。
TV CHOSUNが月曜日と火曜日にドラマを放送するのは、2012年『半島』以来13年ぶりである。当時、『半島』はファン・ジョンミンとキム・ジョンウンが出演し大きな話題を呼んだが、0%台の低調な視聴率で幕を閉じた。それから長きにわたり月火劇の編成を諦めていたTV CHOSUNが、再び視聴者との勝負に挑んだ。
しかし結果は冷静であった。初回視聴率は1.9%、続いて2回目は1.5%に落ちた。同じ時間帯に放送され、人気を博したケーブルドラマENA『優しい女 プ・セミ』が初回2.4%から最高7.1%まで急上昇したのと比較すると、その差は一層際立つ。放送局にとって13年ぶりの挑戦であったが、初期から壁にぶつかった形となった。

11日放送された2回目では、チョ・ナジョン(キム・ヒソン)、ク・ジュヨン(ハン・ヘジン)、イ・イルリ(チン・ソヨン)の3人の女性が、それぞれの方法で「人生のハードル」を乗り越えようとする姿が描かれた。
チョ・ナジョンは、長いキャリアの中断を経て再就職を夢見、ホームショッピング会社『スウィートホームショッピング』の経済的女性採用に応募する。しかし、夫ノ・ウォンビン(ユン・パク)は「お母さんになって1、2年も耐えられないのか」と冷笑する。これに対しチョ・ナジョンは「私も毎日追い出される気分がどんなものか分かる?」と反論し、涙を流す。
ク・ジュヨン(ハン・ヘジン)は、夫オ・サンミン(チャン・インソプ)と妊娠を試みるが、現実の壁の前で何度も挫折する。昼休みにモーテルで夫を待つシーンは、その虚しさを象徴的に表している。「私たち、子供を持たない方がいい?」というセリフは、現代夫婦の冷えた関係を凝縮して示すものだ。
イ・イルリ(チン・ソヨン)は、年下の彼氏オム・ジョンド(ムン・ユガン)との別れを描く。断固として別れようとするが、結局「ごめんね」と連絡を試みる姿は、独立しているようで内面は依然として揺れている人間らしさを示している。

3人の感情線が交差する中で、本ドラマは女性たちの現実的な苦悩、結婚と仕事、愛のバランスというテーマを投げかける。しかし、演出のテンポが遅く、感情の転換が頻繁であったため、視聴者が容易に没入できなかったとの評価がある。
2回目の終盤、ノ・ウォンビン(ユン・パク)の怪しい行動が登場。妻チョ・ナジョンが合格の知らせを伝えようとした瞬間、カフェで別の女性と向かい合い、涙を流す夫の姿が捉えられた。不倫暗示エンディングはその後の展開に対する緊張感を高めたが、一部の視聴者はあまりにも典型的なクリシェだと退屈感を示した。
それでも、制作陣は全12部作の中でまだ初期段階にあるため、反転の余地を残している。視聴率はまだ高いとは言えないが、話題性は徐々に上昇している。女性視聴者の口コミが広がれば、第3回以降の反発も期待できる。

『次の人生はないから』は全12部作のうち、まだ2回しか放送されていない初期である。ストーリーの基盤はしっかりしているが、視聴率の反発を狙うには、展開のスピードと葛藤構造の緊張感が必要だ。視聴者が「共感しながらも退屈しない」リズムを享受できれば、13年ぶりの月火劇の挑戦が失敗に終わる可能性は低い。
『次の人生はないから』第3回は、17日午後10時にTV CHOSUNで放送される。現状の落ち込みが反転の前兆となるのか、あるいは再び視聴率の惨敗として記憶されるのかは、来週月曜日が分岐点となる。

1話 / 2025.11.10 / 1.9%(全国)、2.2%(首都圏)
2話 / 2025.11.11 / 1.55(全国)、1.3%(首都圏)
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