ボーイズグループ「ZE:A」出身の俳優イム・シワンが、デビュー後初となるソロアルバムをリリースするというニュースが注目を集めている。

SMエンタテインメント傘下の音楽レーベル「SMArt」は今月14日、「イム・シワンが12月5日に1stソロミニアルバム『The Reason』をリリースする」と発表した。
SMArt初のアーティストとなるイム・シワンは、今回のアルバムを通じ、これまで見せてきた演技活動とは一線を画す音楽的な感性を披露する見込みだ。アルバムにはタイトル曲を含む合計5曲が収録され、未公開の音楽的嗜好と繊細な感情を確認できると期待されている。
歌手Kangtaが総合プロデューサーとして活躍するSMArtは、幅広いジャンルを網羅し、常に新たな展開を目指す。新鮮なサウンドを披露する計画のもと、SMArt初のプロジェクトであるイム・シワンのソロアルバムがどのような音楽世界を展開するのか注目されている。

今月13日にオープンしたSMArtの公式SNSアカウントには、アルバム関連のロゴ画像が掲載された。そして、この日午後6時には、イム・シワンが直接コンセプトを明かすインタビュー形式のティザー映像が公開された。
このアルバムは12月5日にCDとしてリリースされ、今月17日からオン・オフラインの販売プラットフォームで予約販売が開始される。
大韓民国の俳優、イム・シワン
俳優イム・シワンは、アイドルグループでの活動を経て堅実な演技者としての地位を確立し、多彩なフィルモグラフィーを完成させている。彼はボーイズグループ「ZE:A」のメンバーとしてデビューし、歌手として名を馳せた後、俳優として独自の存在感を築いてきた。
その後、2012年のドラマ『太陽を抱く月』などに出演し、演技の世界に本格的に挑戦した。
中でも、2014年放送のドラマ『ミセン―未生―』での「チャン・グレ」役は、彼の演技人生の転換点となり、非正規職員という現実的なキャラクターを繊細に表現し、観客と批評家から高い評価を受けた。
最近では、グローバル的な人気作となった『イカゲーム』シーズン3において、プレイヤー333番「ミョンギ」役として登場し、その強烈な存在感を示した。暗号通貨をテーマにしたインフルエンサーとして名を馳せたものの、投資の失敗により没落、逃避の末にゲームに飛び込むミョンギを、イム・シワンならではの緻密な演技で表現し、視聴者の注目を集めた。
彼は俳優としてのアイデンティティを確固たるものにし、歌手としての経歴を単なる過去にとどめず、演技者として着実に成長を遂げている。今後、彼が見せる多彩な演技とソロ歌手としての新たな挑戦に期待感が高まっている。
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