tvNの月火ドラマで歴代最高視聴率を記録した話題作がある。『私の夫と結婚して』だ。この作品を演出したパク・ウォングク監督が、新作『スプリングフィーバー』で復帰する。アン・ボヒョン、イ・ジュビン主演のロマンスドラマは、来年の冬の冷たい空気をも温めると期待されている。

先月27日、tvNの新月火ドラマ『スプリングフィーバー』が台本読み合わせ現場を初公開した。ドラマは来年1月5日に初放送を迎える予定だ。
『スプリングフィーバー』は、冷たい風が吹きつける中で生きる高校教師ユン・ボム(イ・ジュビン)と、燃えるような心を抱えた男ソン・ジェギュ(アン・ボヒョン)が織りなす、凍った心まで溶かす春の日のホットピンク・ロマンスを描く。原作は同名のウェブ小説で、アン・ボヒョン、イ・ジュビン、チャ・ソウォン、チョ・ジュニョン、イ・ジェイン、ペ・ジョンナム、チン・ギョンらが出演する。
特に注目されるのは『私の夫と結婚して』で視聴率12%を記録したパク・ウォングク監督の最新作である点だ。『私の夫と結婚して』は放送初期は5%台だったものの口コミで人気が高まり、最終回で12%を記録し、tvN月火ドラマの歴代最高視聴率を更新した。後半まで作品の底力を引き上げ、高い期待に応えたパク・ウォングク監督が、本作でどのような演出で視聴者を魅了するのか注目される。

『スプリングフィーバー』の台本読み合わせにはパク・ウォングク監督、キム・アジョン脚本家をはじめ、作品の中心を担う俳優陣が集結し、初めて呼吸を合わせた。
アン・ボヒョンは、予測不能な行動で村を騒がせる要注意人物ソン・ジェギュ役に完全に入り込み、存在感を示した。ジェギュはソン・ハンギョル(チョ・ジュニョン)の叔父でもある。アン・ボヒョンは繊細な表現力でユニークなキャラクターを生き生きと描きつつ、釜山(プサン)出身らしい方言の演技まで加え、現場を笑いで包んだという。
イ・ジュビンは、村の人々の関心を集める高校教師ユン・ボムに扮し、視線を奪う。冷たい外見の裏に傷つきやすい心を秘めた「アウトサイダー先生」というキャラクターを個性的な色で表現した。アン・ボヒョンとは台本読み合わせの段階から完璧なロマンス・コメディのケミストリーを見せ、2人だけが作り出せるときめきを予告した。


チャ・ソウォン、チョ・ジュニョン、イ・ジェインもそれぞれの存在感で作品を豊かにする。チャ・ソウォンは完璧なエリート弁護士チェ・イジュンを演じ、ジェギュとユン・ボムの間でどのような役割を果たすのか興味を誘う。
シンス高校で不動の1位でありジェギュの唯一の甥ソン・ハンギョルを演じるチョ・ジュニョン、そしてシンス高等学校の永遠の2位でありハンギョルのアンチのチェ・セジンを演じるイ・ジェインは、競争とときめきが交差する青春ロマンスで作品に活力を加える。
そのほか、シンス高校の教師として登場するチン・ギョン、ペ・ジョンナム、キム・ビョンチュン、オ・マンソク、チョン・ヨンギなど魅力あふれるシーンスティーラーたちの活躍も予想され、作品の楽しさをさらに高める見込みだ。
アン・ボヒョンは台本読み合わせ現場で「これまで見たことのないビジュアルのキャラクターが登場する。台本が本当に面白く、初めての叔父役と方言のセリフに魅力を感じた。視聴者が笑いながら気楽に観られるドラマになると思う」と語り、期待を高めた。
イ・ジュビンも「美しい背景、爽快な村の風景、センスのあるコメディが魅力ポイントだ。ジェギュとボムだけでなく、生徒や先生たちのやりとりも楽しく、隠し球キャラを見る楽しさもある」と付け加え、関心を集めた。
『スプリングフィーバー』は、対照的な2人が生み出す独特なホットピンクのロマンスを描く。ここに高校生たちの青春ストーリーが加わり、作品にさらなる彩りが添えられる。完成度の高い制作陣と堅実なキャストが作り出すシナジーがどのように響くのか注目される。
『スプリングフィーバー』は1月5日午後8時50分に初放送される。
コメント0