KBSの新・土日ドラマが初回放送から力強いスタートを切った。3日に初回放送された本作はわずか3日後の6日「今日の韓国のTOP10」シリーズ部門で1位に到達した。作品はムン・サンミンとナム・ジヒョンが主演する『愛する盗賊様よ』だ。

視聴率14.2%を記録し全チャンネルで首位を走る『復讐代行人3~模範タクシー~』を抑えてネットフリックスの頂点に立った点も注目を集めた。tvN『プロボノ』、ネットフリックスオリジナル『CASHERO 〜ヒーローは現金を持つ〜』、JTBC『ラブ・ミー』などの話題作を上回っての1位だ。

『愛する盗賊様よ』は初回4.3%(ニールセン・コリア、全国世帯基準)でスタートし第2話では4.5%へ上昇し、分間最高は5.2%を記録した。2025年最後のKBS2週末劇『ラストサマー』の最終回が1.7%だったことと比べると明確な上向きといえる。

物語は賤民と両班の間に生まれたオルニョの身分を持つ盗賊ホン・ウンジョ(ナム・ジヒョン)と自由奔放な王子ドウォル大君イ・ヨル(ムン・サンミン)のロマンスを描く。昼は若者同士、夜は盗賊と従事官として交錯する二重の関係性が特徴だ。
第1話では2人の運命的な出会いが描かれた。ぼろ切れ姿で両班と揉めていたイ・ヨルをホン・ウンジョがとっさに「自分の下男だ」と言い繕い、危機から救い出す。命懸けで助けてくれたウンジョに興味を抱いたイ・ヨルは突然の雨から身を挺して守り、彼女の傘となる。初めて絹の服と花靴を手にしたウンジョのささやかな幸福を守りたいという思いがにじむ。

約束の夜、花びらが舞う中でウンジョは待ち続けていたイ・ヨルに心を動かされ、先に口づける。驚くイ・ヨルに「報酬はこれで受け取る」と告げて姿を消すウンジョ。後を追ったイ・ヨルは盗賊ギルドンの装いで屋根を駆けるウンジョを見つけ「必ず捕まえる」と叫ぶ。

第2話では口づけ以降、互いを強く意識する再会が描かれる。イ・ヨルは盗賊ギルドンを追う従事官として任務を続けながら花靴の持ち主であるウンジョを探し、ウンジョは昼夜を問わずイ・ヨルに追われる身となる。
地主の横暴に苦しむトンジュ宅(イ・ジニ)を助けるため、屠夫の仮面をかぶったウンジョは蔵を狙う最中に従事官のイ・ヨルと遭遇した。イ・ヨルは感謝の言葉を伝えつつ「これからも私の範囲にいろ。私が抱けるそのくらいだけ」と言い、ウンジョの心を揺さぶった。

巡邏兵の矢で負傷したイ・ヨルが灯りのともる恵民署に入り、医女姿のウンジョを見つける場面も緊張感を高めた。背を向けて落ち着かないウンジョを見つめ「お前だろ」と問いかけるイ・ヨル。「花靴、花びら、捕まえた。一輪の花」という言葉で口づけの相手だと気づいたことを示唆する。
一方、ウンジョと権勢家の息子イム・ジェイ(ホン・ミンギ)の初対面も描かれた。兄ホン・デイル(ソン・ジホ)の弓勝負に巻き込まれ、デイルの頭上のリンゴを射抜く罰を課されるウンジョ。震える手で放った矢はリンゴではなく飛ぶ雀を射抜き、完勝してジェイに強烈な印象を残した。
『愛する盗賊様よ』はナム・ジヒョンとムン・サンミンの瑞々しい相性に宮中の暗闘と青春の感性が重なる構成で好意的な反応を得ている。毎週土曜、日曜の午後9時20分に放送される。
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