Disney+が2026年を目指した韓国コンテンツラインナップを公開し、大作ドラマを前面に押し出した。

22日に発表されたラインナップには、制作費規模とキャスティング、演出陣の面で初めから話題となった作品『幻惑(仮題)』が含まれている。Disney+は多彩な韓国コンテンツを通じてグローバル視聴者に新しい視聴体験を提供する計画を明らかにした。
『幻惑』は1935年京城(キョンソン)を背景にしている。半世紀以上も世の中に姿を現さず、多くの噂と疑惑に巻き込まれた女性ソン・ジョンファの肖像画を依頼された画家ユン・イホが彼女の秘密に近づくことで物語が展開される。時代劇の外皮をまとったミステリーロマンスで、人物の内面と関係の変化が物語の中心を成す。

ソン・ジョンファ役は「スジ」が務める。公開されたスチルでスジは原作ウェブトゥーンのキャラクターの印象をそのまま再現した。黒いボブヘアと青白い肌、深さを測りかねる瞳はナンムンホテルの主人という設定と絡み合い、人物の二重性を浮き彫りにする。暗闇の中で正面を見つめるシーンは、人物が隠している物語の核心を暗示している。
ユン・イホ役は「キム・ソンホ」が演じる。キャンバスの前に立つキム・ソンホの姿は、芸術家としての執念と同時にソン・ジョンファに引き込まれていく人物の心理変化を捉えている。絵を通じて真の芸術を証明しようとする欲望とミステリアスな依頼人の間で揺れる感情線が作品の主要な軸として機能する。

二人の俳優の再会も注目を集める。ドラマ『スタートアップ:夢の扉』以来約4年ぶりに再会したスジとキム・ソンホは、今回の作品で全く異なる時代と関係構図を形成する。ロマンスと緊張感が同時に求められる設定の中で、二人の呼吸が物語の完成度を左右する。
演出と脚本はハン・ジェリム監督が直接担当した。映画『観相師ーかんそうしー』、『ザ・キング』、『非常宣言』などの大作を通じて人物中心の物語を構築してきた彼は、今回のドラマでも時代劇とミステリーを組み合わせた構成を選んだ。全8部作とされる『幻惑』には約450億ウォン(約48億5,910万円)の制作費が投入されたと伝えられている。セットや衣装、時代再現に相当な資源が配分された点から制作規模が明らかになる。

『幻惑』は今年2026年下半期にDisney+を通じて全世界に独占公開される予定だ。大規模な制作費とスターキャスティング、映画監督の演出などが総合的に結びついたこの作品は、Disney+の韓国オリジナル戦略の方向性を示す事例として読まれる。
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