映画『王と生きる男』の興行により韓国国内(かんこくない)旅行地訪問者数が急増している。

設年休に加え、チャン・ハンジュン監督の映画『王と生きる男』のおかげで不運の朝鮮6代王端宗の流刑地と陵(陵)があるヨンウォル清泠浦と荘陵が最近観光客で賑わっている。
設年休期間中、清泠浦の桟橋には端宗が流刑されていた陸地の中の島清泠浦に入るために船を待つ観光客が長い列を作った。特に14日から16日まで7200人以上が清泠浦を訪れた。昨年の設年休に清泠浦を訪れた観光客2000人の3倍以上の人出だ。端宗が埋葬された荘陵にも4600人以上が訪れ、3日間で1万人以上の観光客が端宗の遺跡を訪れた。
『王と生きる男』の映画内容のように、端宗が死ぬとオム・フンドはヨンウォルの先祖の山の陽の当たる場所にひそかに遺体を埋めた。ここが今の荘陵だ。墓はそのまま200年以上放置されていたが、粛宗の時代に端宗復位が行われて「荘陵」という陵号を得た。
それに伴い、荘陵周辺とソブシジャンも昼食時間の待機行列が続いたと伝えられている。SNS上には清泠浦を訪れる唯一の手段である船に乗るために平昌江の前で人々が長い列を作っている様子も写真で共有された。

◆映画『王と生きる男』は…
チャン・ハンジュン監督の映画『王と生きる男』は端宗が廃位された後、流刑地であるヨンウォルで村長をはじめとする村人たちと生涯最後の時期を過ごす姿を描いた作品だ。公開前からチャン・ハンジュン監督の作品であり、ユ・ヘジン、パク・ジフン、ユ・ジテ、チョン・ミドなど演技力が優れた俳優たちが参加してさらに話題を呼んだ。
『王と生きる男』の興行速度は異常だ。『王と生きる男』は早くも損益分岐点(260万人)を突破し、設劇場の勝者となった。公開15日目の18日午後には累積観客400万人を突破した。これは韓国時代劇映画初の1000万人を動員した『王の男』(17日)よりも早い速度だ。また、昨年韓国映画ボックスオフィス1位を記録した『ゾンビになってしまった私の娘』の400万人突破時点(17日)よりも早いと配給会社ショーボックス側が明らかにした。
特に設年休の間、観客数が増え続けた。休暇初日の14日35万人から始まり、15日46万人、16日53万人、17日66万人を追加した。
◆「端宗」役を演じた俳優パク・ジフン
『王と生きる男』の興行には俳優たちの演技力が一役買ったようだ。観覧評には「ユ・ヘジンの演技が素晴らしい」、「端宗パク・ジフンの眼差しを忘れられない」、「余韻が残る」、「ユ・ジテハン・ミョンフェは本当に許せない」、「端宗を守れ」などのリアルな反応が続いている。
一部の観客は地図アプリのレビューを通じて端宗の墓「荘陵」と世祖の墓「光陵」、そしてハン・ミョンフェの墓にコメントを残した。荘陵には「そこでは幸せでいてほしい」、「抱きしめたい」など端宗を慰めるレビューが、光陵とハン・ミョンフェの墓には「お前は人間か」、「怒りで眠れない」、「人間性はどうなっているのか」などの怒りと感情を込めた笑えるレビューが投稿された。

ユ・ヘジン、ユ・ジテ、チョン・ミドなど様々なドラマや映画に出演していた俳優たちの演技力も優れていたが、繊細で気品のある「端宗」役を演じたパク・ジフンの演技が特に光った。
パク・ジフンは過去アイドル「WannaOne」としてデビューし名前を知られたが、元々子役として演技をしてきた俳優でもある。ドラマ『弱いヒーロー Class 1』で演技力を証明した後、今回の『王と生きる男』で人生キャラクターを更新したと言われるほどだ。
愛し大切に思う人々を守れず、王位を奪われて生きる意志を失った端宗が光泉谷の人々と共に日常を過ごしながら再び生気を取り戻す姿がパク・ジフンの細やかな演技と眼差しで表現され、観客の心を打つのに十分だった。そこに光泉谷村長「オム・フンド」役を演じたユ・ヘジンの演技も加わり、設年休家族で気軽に鑑賞できる映画が誕生した。
『王と生きる男』が400万人観客を突破した中、果たして500万人まで突破し今年最高興行映画となることができるのかその行方が注目される。
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