公開を控え連日話題を呼ぶドラマ『Sライン』が、いよいよベールを脱ぐ。同作は第8回カンヌ国際シリーズフェスティバルの長編コンペティション部門で「音楽賞(Best Music)」を受賞し、世界的評価を勝ち取った。

『Sライン』は、性的関係を持った相手との間に赤い糸「Sライン」が現れるという奇妙な現象を軸に展開するファンタジースリラーだ。関係が可視化される独創的設定のもと、隠された真実と禁断の欲望が次々と表面化し、物語は緊迫感を増していく。
主人公の刑事ジウクを演じるのはイ・スヒョク。冷徹な理性と揺れる感情の間で葛藤しながら「Sライン」現象を追う。高校教師ギュジン役のイ・ダヒは、穏やかな外見とは裏腹に不可解な雰囲気をまとい、サスペンスを深める。
OH MY GIRLのアリンは、生まれた時から「Sライン」が見える少女ヒョンフプを演技。彼女は一見平凡ながら鋭い洞察力を持ち、物語の鍵を握る。イ・ウンセムはジウクの姪ソンアとして出演し、思春期特有の揺らぎと秘密を映し出す。

制作陣は「本作は単なるファンタジーではなく、人間の本能と社会的偽善を同時に照射する」と強調。「『見えてはならないもの』が見えた瞬間に生じる混乱と心理的衝撃を深く掘り下げる」と説明した。
音楽も没入感を支える重要要素だ。カンヌ国際シリーズでの音楽賞は完成度の高さを裏付け、韓国でも期待値が急上昇している。
◈ 視聴者の反応
予告編公開直後からオンラインコミュニティやSNSは熱狂。「設定だけで鳥肌」「イ・スヒョク×イ・ダヒは信頼できる共演」「アリンの演技が期待以上」「イ・ダヒとアリン最高、イ・スヒョクとのケミに期待」「アリンのショートカット、予想外に似合う」といったコメントが相次いでいる。
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